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やまもとひさよ 個展 |土偶な生活

Category : 現代美術シッタカぶり
やまもとひさよ1

2020.01.21~01.26
【 KUNST ARZT 】

与えられた肉体と性。

自身の身体性を
作品に落とし込みながら
表現の文脈として
確立させる作風を持つ
作家さんは結構居ます。
おそらくは
今に始まったことではないとは
思いますが
いずれも
”ひととしての普遍”に
基づくものとして
認知されるように
制作されている気がします。

しかし
やまもとさんのそれは
実に明快で潔い表れ方です。

土偶と出会う機会があったことで
自身との強い繋がりを意識したという
やまもとさんは
更に
君の体型は
土偶に似ていると
指摘された
セクハラまがいの発言によって
見事な着想を得て
肉体を支持体にしたのです。

女”性”的なるものへの
豊かさや同時に
特有の痛みを伴う
特化したカラダを意識させ
共感を印画しながら
セルフポートレートしています。

なんと一本の照明だけで
これほどにクオリティの高い
撮影が出来ることにも驚きます。

月経の周期と同じ枚数の
セルフポートレートは
一日一点ずつ
装飾品を増やしていきながら
30日目には
全てが剥がれ落ちます。

この徹底した
「肉体への客観視」は
実にユーモラスで
それもこれも
決して短絡的な自虐に
落とし込まない
外連味のなさに
他ならないのです。

http://kunstarzt.com/Artist/YAMAMOTO/Hisayo.htm

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山田 春江 展 | TELL ME YOUR NAME

Category : 現代美術シッタカぶり
山田春江1

2020.01.10~01.29
【 Kusakabe Gallery with cafe 】

インドネシア在住時に触発された
モスクでのコーランの
ご自身ヴァージョンの
BGMもさることながら
久方ぶりの個展ということですが
なんのなんの
山田さんの身体ごと
向き合うテンションと
祖々父が
腹話術師という環境と
更に
その飄々とした
デジタルとがっつり手仕事との
境界なき往来の風情が
逞しささえ感じさせる展示でした。

身体性という命題があって
そこに異国での宗教感や
”日常的に集い話す”文化的な
背景などが強く
作家としての発露と欲求に
見事に繋がってるんですね。

陶芸を専攻されていた
うつむきながらの陶作から
仰ぎ見るように
組み上げ、格闘する
腹話術の相方である
ふくちゃんは
新聞素材な巨大なオブジェとしても
更に緻密な可動式のフィギアとしても
しっかりと
オーダーに応える柔軟さに
しっかりと対応する
その縦横無尽な
ボーダーレスなスタンスの
軽やかさが素敵です。

内から出(いず)る
止むに止まれぬ衝動は
静かにこうして
具体化するんですね。

紙面?の都合でここいらへんに
しますが中々に
書き足りない作家さんです。
いろんなお話
ありがとうございました!

ラッキーにも最終日かと思ったら
会期延長になりました。

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You are Me | 北澤 潤

Category : 現代美術シッタカぶり
北澤潤15

2020.01.10~02.01
【 奈良市内各所 】

2017年から開催されている
奈良市アートプロジェクト
「古都祝奈良」に遭遇。

インドネシアはジョグジャカルタを
拠点に国内外で活動されている
北澤さんがならまちを中心に
5つの参加型作品を展示。

画像は You are Me の源泉となった
mellow cafe にて開催の
北澤さんによる
現地でのドローイングの展示、
持ち寄ったものを自由に
おすそ分けし合う市場を
インスタレーション的作品として
表出させたフラグメンツ・パッセージ、
ジョグジャカルタの日常を象徴する
アンクリガンと呼ばれる屋台を
街中に再現したものの
3つの作品で
あと2つは時間の関係で
残念ながら見れず終いでした。

北澤潤 プロフィール
美術家。1988年東京生まれ、ジョグジャカルタ拠点。
合同会社北澤潤八雲事務所代表、STUDIO BELIMBINGディレクター。
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
さまざまな国や地域でのフィールドワークを通して「ありえるはずの社会」の姿を構想し、多様な人びととの立場を越えた協働によるその現実化のプロセスを芸術実践として試みる。
2016年に米経済紙フォーブス「30 Under 30 Asia」アート部門選出

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000036429.html

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ANDROGYNOS | 田中 奈津子

Category : 現代美術シッタカぶり
田中奈津子1

2020.01.10~01.26
【 Gallery PARC 】

「描く才能」を得て
生きるということは
愚直なまでのひたむきさと
突き詰めることを怠”れない”という
宿命を抱えたものとして
凡人には映ります。

壺のシリーズは
壺そのものの形がもたらす
確固とした普遍性が
絵画としての様々な意味と共に
交錯しフィードバックされたものとして
作家曰く
「最後の具象画からの決別」となった
モチーフでした。

さて
会場にも展示されていますが
抽象画をクロッキー会場へ持ち込み
ヌードクロッキーを重ね
さらにアトリエで抽象表現を
レイヤーさせるという試みを
展開させます。

そしてまた
あえて時間制約がある場所で
周囲の気配を孕み取り込みながら
直感的に制作された抽象性の高い
作品によって
壺からの大きな流れの中に
明解な区切りが成され
今回のテーマに沿う
大きな展開に行き着きます。

会場には
膨大な量のクロッキーがあります。

田中さんは
「うまく描けたとか
そうでないとかではなくて
描く対象である人間との関係性に基づく
そもそもの存在の根拠を画家として
どう捉えるかです」と。

「なにかを再現することから
逃れはじめた人物画」というフレーズが
ステートメントにあります。

対象の忠実性という縛りは
自己に対して跳ね返ってくる
正直、あるいは誠実な姿勢であって
正確であるとか
上手いとかとは別次元の話なんだと
シッタカぶります。

田中さんに与えられ
そして最後まで為すべき行為が
「描く自由」を伴うものであることは
同じくらいの
「では、なぜ描くのか」という
根源的な問いへの答えと疑いと
「どう、描くのか」という手立てを
永遠に探るという旅そのものなのです。

https://natsunique.tumblr.com

http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2020/2020_01_10_tanaka_n.html

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林 勇気 展 | アニメーション

Category : 現代美術シッタカぶり
林勇気3

2020.01.10~01.19
【 奈良市美術館 】

郊外の
ショッピングモール5階に
ある奈良市美術館の
「オープン・ミュージアム・プロジェクト」と
銘打った第1回目の展示です。

展覧会のタイトルもまた
意表を突かれるほどに
ストレートなんですが
このロケーションにある美術館が
「日常・現代美術・親和性」という
提案で
林さんの作品を
紹介されたというのは
家族や子ども連れが
多く鑑賞されたという事実からも
大正解だったと。

引きがあるだけに
今回は大きな作品をつくったと
仰る林さん。
またワークショップを絡め
子どもたちが製作した
キャラクターたちが動き回るという
作品も
このような映像作品に触れながら
現代美術に近づき親しむ
いい機会であると。

入り口2006年制作のものから
最新作まで
ヴァラエティに富んだ
内容になっており
館内を舐める
鮮烈な大映像と音響は
無機有機に関わらず
世界を構成する
極小の単位というものを
感じさせるもので
なおかつ
決してファンタジックに
着地させないという
独自の視点が伺えます。

生まれた時から
ディジタルメディアの渦中にいる
いわゆるON/OFFによって
情報収拾の手立てに
慣れ親しんでいる
若い人たちにとっては
これらの作品の制作工程が
気が遠くなるほどの時間と
集中力を要するものであることを
知ってほしいな
とも。

https://kanyukuyuki.tumblr.com

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