岸田 良子 展 ~ TARTANS & A・B・C スター絵本

Category : 現代美術シッタカぶり
岸田1

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2018.06.12~06.23
【 galerie 16 】

このシリーズのDMは
当初は確か作品が
メインビジュアルに
なっていたはずだが
そのうちに
完全にテキストだけに
なった。
ここに一つの
岸田さんのスタンスが
伺えるといったら
穿った見立てになるかな。

ギャラリーサイトにも
展示についての
ステートメントも
一切見当たらない。

もう8年目の
タータンズ。
5点の作品名は
そのまま
タータンチェック柄の
名称である。
タータンチェックについては
ここで多くは述べない。

筆は使わずに
マスキングとナイフだけで
忠実に
タータンチェックの
カタログを
油画で
絵画化する。
アルバース塗りの
80号。
毎度思うのだが
この作品の前に立つ時の
心持ちは
いつも変わらない。

スケールについて
色彩について
絵に“なった柄”について
アタマの中で
実に
気持ちよく
通過する風を
受けて。

知った風な口と
言われる前に
口を閉じておこう。

今回は
INDEXシリーズのひとつとして
1979年の岸田作品
「A・B・C スター絵本」も
再展示。

日常的に関わる
事物や現象について
岸田さんならではの
突き抜けた感覚は
やはり
唸ります。
そして
強烈な
シンパシーも。

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水野 悠衣 個展 ~ Waiting Time

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水野1

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2018.06.12~06.17
【 KUNST ARZT 】

水野作品は
5年前の個展から
見続けています。
かれこれ10年以上
この作風を
追求している水野さん。
麻紙、水干絵具、
雲母、胡粉という
まぎれもない日本画材と
その作風に
「なるほど日本画」の意味
そのものを鑑賞者自らに問う
機会を与えます。

以前のレビューもどきに
「韻」という
キーワードが出てきて
言い換えれば
リズム、
そしてリリカルに
ループする
アンビエント・ミュージックを
彷彿とさせるのです。

驚くのは
壁一面の
インディゴ・ブルーな
水野さんの「裏作品」いや
「作品の裏」を
縫い合わせた大作。
水野さんの中での
或る種の
過去作品との
けじめのような
意思表明のようにも思え
その淡々と粛々と
正確なピッチで
縫われた糸もまた
コンポジションの
構成要素として
目に印象づけられます。

決して
単純に安易に
具象の記号化などとは
申しませんが
この
決して叙情に
落とし込まない
凛とした佇まいは
見る者との
絶妙な距離感を
保ちながら
静かに
揺さぶりをかけて
くるのです。

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小川 良子 展 ~ 今、いま

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小川1

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2018.06.12~06.17
【 ギャラリー恵風 1F 】

まず
水干絵具で
画面を作る。
全面に着彩された
一見完成された
“絵画”は
作家にとっては
制作の序章に過ぎない。

胡粉を纏った刷毛を
一気に画面に
踊らせる。

色の上に縦横に走る
白の豊かな表情と
形が
構成される
要素として
下層に存在するものを
見事に際立たせる。

そこで
鑑賞者は
ハタと考える。
胡粉のストロークによって
見え方が
当然変わるということは
うまくできた、と
思っていたベースが
白をどう置くかによって
台無しになる可能性も
あるということ。
実際に
ボツになったものも
かなりある、と
作家は言う。

僕は
小川さんの作品に
書に近い
強烈な集中力を伴う
精神性を
見てしまうのだが
これは
穿った見方かな。

その日の
体調、気分、天気、温度で
一発で決まる時もあれば
逆に
最初の一筆で決まると
次が出て来ない時もある。
このジレンマが
小川さんを
この作風に
引き止めているのかも
知れない、と
これまた
勝手な推察を
してみる。

潔さと
抜けの良さと
溢れる情感が
一度きりの
色の邂逅と
往来を
その奥に見せる。

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岡林 真由子 展 ~ 眠る町に こぼれる欠片

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お1

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2018.06.12~06.17
【 gallery morning 】

衝撃的だった
射手座の個展から
なんと9年目にして
ご本人にお会いでき
じわっと感激…
こういうこともあります。

ほとんど演劇の話ばかり
というのも
下鴨車窓のフライヤーの
岡林さんのビジュアルを見て
オファーした方
された方
双方の
感度のマッチングが
絶妙だったんで
その辺からですか。
同じ舞台を鑑賞していると
やはり話は盛り上がります。
それも大好きな劇団だと
なおさらです。

今展は
風景を色彩のコントラストや
コンポジションとして
捉えた
ひたっとした
寂寥感漂う街並、
“素敵な嘘” の中で
展開される演劇的空間を
思わせる新作、
夜の闇に
照らされる白い矩形群、
人物をモチーフにした作品など
バラエティに富んだ内容ですが
やはり
岡林さんならではの
物語性の高い世界観が
存分に発揮されていて
特に
それぞれに表される
BLUEが
素晴らしいニュアンスで
やはり
絵の中に引き込まれて
いきます。

演劇は見るものと
思っていた岡林さんが
今後、何らかの形で
さらに関わることは
作品づくりにも
大きな反映を見ると
思います。
それも楽しみです。

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Traveling Alone ~ Hasegawa Yuki Solo Exhibition

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長谷川1

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2018.06.01~06.12
【 VOU 】

「MOTEL」という
アートブックを出されている
4名のメンバーが
いらっしゃるんですが
まずもってネーミングで
イカしますね、
こういうセンス。

ですから
この展示は
MOTEL名義の
長谷川さん、って
ことになるんでしょうか、
実にモーテルしてるんです。

長谷川さんの作品に見られる
強いコントラストの中に沈む
アニミズム的な感覚や
サンクチュアリな
もう、そこから
立ち入れないような
蒸せる緊張感といった
あの風情から
これは、なんと
さばけているんだろうか、と。

よく出て来る
フレーズなんですが
いわゆる
ロードムービーチック。
適度に湿度もあるけど
いろんなヤバい機微が
背景に潜んでいそうで
これはこれでちょっと
蠱惑的でもあります。
バックライトに
浮かぶボタニカルな空間に
よく見ると
脱力した人が浮かんでます。
あの離島の聖域が
サバービアなモーテルへと
舞台を変えても
やはり
長谷川さんの筆致による
植物たちの捉え方は
抜きん出てます。

会場のVOUはお初。
最終日に
間に合いました。
素敵なスペースは
“ろーじ”の奥にあります。
頭上の
切り取られた青い空と白い雲が
京都のマイナーな側面を
象徴しているようで
実に面白い
ロケーションです。
また来たくなる
いいスペースです。

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