「 第23回 尖展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2017.05.16〜05.21【 京都美術館別館2階 】

出展作家:石橋志郎/兼若和也/竹林柚宇子/寺村里香/直海かおり/西澤康子/林 孝二/比佐水音/福井安紀/福元なおんど/藤岡雅人/ベリーマキコ/マツダジュンイチ/武者宏迪/山本俊夫/横田和映/若狭悌尚

初日に楽しみに伺いました。
以前の本館の展示に比べて
「場の体積を充分に生かした展示」だったと思います。
どの作家さんの作品も高純度で、
こう、見ていると(比佐さんともお話していたんですが)
齢を重ねて熟成したんですね。
ただし、継ぎ足しなしのタレの緩慢な感じじゃなくて、
その都度新しいスパイスをカンバスに向かって溶かし込んでいます。
ひとり一人を紹介するととんでも長文で嫌われますので、
ここでは割愛させていただきます。
「日本画である」という大前提の看板ありき、なのか、
それが何を意味するのかは、
ここで問題にしてもあまり意味もなさそうなくらいに、
それぞれが高い精神性と画力で
(誤解を承知で言えば、加えて素人の無邪気な感想として)
いつになく調和のとれた尖展になったのではないでしょうか。
恒例の春の行事ですね。

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「 無関係な関係、適切な距離  空白の定義 ~ 中澤 有基 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.05.11~05.28【 gallery PARC 】

コマーシャルフォトグラファーである彼らとは
実に多くの時間を共有し多くのことを教えられました。
やがて「現像」から「出力」という
時代の潮流を目の当たりにすることになる彼らの困惑をよそに
加速度的に発達する写真表現=デジタル化は
もはや留まることを知りません。
必然的にCMYKインクによる印刷表現の技術・精度も驚異的に向上しました。
しかしインクジェットで目にする
「写真に“写る”白」とは一体何でしょうか。
現像という過程では納得ずくの「白」は
ここでは単なる「無色=インクが無い部分」として「加工」されます。
写真表現の概念の中に忽然と“現れ、
通過していく白い対象”と、撮
影された状況では(当然ですが)
それらが一緒くたになっていたことへの気付きと矛盾。
存在する白い光と存在しないかのような空白との
「奇妙な考察」を促す展示でした。

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「 オガサワラミチ 展 ~ 並行宇宙 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.05.16~05.21【 Lumen gallery 】
5.21.19:00 Live painting
music:There is a fox and Takashi Udo

以前に公募展(僕は写真作品で参加)で
ご一緒させていただいたミチさんの個展の最終日の昨日は
ライブ・ペインティング。
支持体へのアタックとストロークをセンサー内蔵クリップが拾って、
ユニットの音とシンクロしている状況が何とも心地良く
ワインに揺れながらの愉しいひととき。
大好きなエレクトリック・アンビエント・ミュージックと
インプロなペインティングのライブ感というのは勿論一回きりですから、
その時間を共有できてギャラリーに来た甲斐がありました。
実はここまでは半分。
休憩を挟んで仕上げとのことでしたが、
時間の都合で中座。
ともあれミチさんの壁一面のパラレルワールドは、
様々な様相の想起とラビリンスな風情が愉しい展示でした。

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「 山本 雄教 展 ~ ×××円の人 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.05.16~05.28【 ギャラリー恵風 1F 】

山本さんは過去にも様々な手法とアプローチで続々と新作を発表、
加えてグループ展にも積極的に参加されて、
僕の知る限りこれほど精力的に
(とは言えご本人は実に淡々とされてるんですが)
活動されている作家さんは他にありません。
巨大な紙幣の作品で知られる山本さんは
一円硬貨のフロッタージュによって或る種のダブルミーニングを
これらの作品に提示されてきたと僕は解釈しているのですが、
これは山本さんの表現手段の一端であり
もはや完全に「山本画法」として認知されています。
そしてテーマ。
どんどんと深化していってますね。
よく使われるモチーフである米粒、
そして一円玉も最小単位の象徴として表され、
アナログ(触感)とデジタル(数値)の近似値を示しながら、
行く末を暗示させるような強いメッセージ性を読み取ることができます。
益々この人から目が話せません。

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「 KIMIYO MISHIMA 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.05.02~05.28【 現代美術 艸居 】

「遊んでいる感じでバカげたことやってます…

陶器にはもろさ、不安感、危機感があるから、
陶の新聞を作りました。

うどんの実演みて薄く伸ばすのを思いつき…
たくさん作って本当にゴミだらけになって…

私の作品って美術館に展示すると
清掃員がゴミだと思って割ってしまうの、それ面白いなと…

人から「なんやねんコレ?」と思われるようなことがやりたんですわ…

陶芸家って技術ありきでどんだけ美しく表現できるか、でしょ。
私はテーマが先、技術は二の次……」

僕としては実年齢と作品の関係性はそのまま時代性ではないかと
単純に考えてしまうことが多々あって、
三島さんのこれらの言葉からは、
そんなものを飄々と凌駕する、
言葉にならない啓示のようなものを強く感じます。
ああ、言いたくないけど、やっぱり…
1932年、大阪生まれ。
世界のもうひとりの、
MISHIMA。
必見です。

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