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George Politis 展

Category : 現代美術シッタカぶり
George Politis−1

2019.08.03~08.06
【 GOMA Gallery Exaart 】

ギリシャ人画家の個展。
ギャラリー玄関の看板に大きく
「水彩画展」と表記されていることから
水彩画ファンのご婦人方や
日曜画家さんらが
来廊されるも
水彩画への固定観念が強いのか
ささっと帰ってしまわれると
ギャラリストが苦笑。

海外ではもっぱら
水彩画の方が好まれるとのことですが
やはり携帯しやすいことや
面倒な段取りが少ないことなどの
メリットがあげられます。

それにしてもこの驚きの作風。
作者はヨーロッパ各国の
水彩画の会員になられていて
精力的に活動されているようです。

モチーフはどちらかというと
ギミックさが伝わってくるような
それでいてしっかりと
対象を捉えたもので
水彩と思えない質感と
豊かな再現性に満ちています。
また原画に使われる紙の厚さにも
驚きました。
やはり水彩という
浸透度の高い画材との関係でしょうか。
こってりとした風合いは
ここから生まれているんですね。

風景画をとっても
随所に見られる極小なコラージュなど
粋さ巧みさと丁寧な筆使いが見られます。
水彩の印象を変えてしまう
強烈な印象をいただきました。

https://www.gallery-exaart.com/

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Layers | International Student Group Exhibition

Category : 現代美術シッタカぶり
2019.08.03~08.06
【 Gallery Tomo 】

京都造形芸術大学で学ぶ
留学生たちのグループ展。

ひとつ前に
見知ったお名前が。

ギャラリーオーナーと
歓談される女性であったが
いつ頃だったろうか
FBフレンドだった。
初対面でよろしく
というのは
ギャラリーではよくある
光景になった。

僕はこういうシチュエーションが
好きで
いつもそこからは
とりとめのない話を
してしまう。

フルリニューアルした
ギャラリーの初回の展示には
日程上行けずでかなりな後悔。

新しいホワイトキューブの誕生は
メグリストにとって
とんでもなく嬉しいニュース。

さて京都のギャラリーは
猛夏の最中
ひっそりと
次なる企てを
その壁に想定しながら
暑さをやり過ごしている。

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Leaves vol.1

Category : 現代美術シッタカぶり
2019.07.30~08.04
【 galerie 16 】

大阪本町の画塾
関西造形研究会のOG9名の
グループ展です。
前週では同画塾の現役生と卒業生たちの
「sprout」が開催されていました。

このギャラリーで個展もされた
西本実紀さんも在廊されて
「やっぱり室外機ですねぇ」と僕。

そのシチュエーションに確かに人物は
登場しないのですが
蜃気楼のように事物の残像が端々に現れ
追憶をその漆喰壁のようなテクスチャーの中に
塗り込めた印象が強い作風です。
枯れ感というか西本さんならではの
色のチョイス、やはりいいですね。

もうひと方は
gekilin.でのグループ展で
その存在が際立っていた
新村菜月さん。
平面は初見ですがこれがいいんですね。
同じ作家さんとは思えない
アプローチでその作品制作の
レンジの幅に驚きました。

画像は以下の紹介順です。
(各2点)
・西本実紀
・新村菜月
・福本早侑里
・ちむらまゆ
・竹中友美
・権美愛
・土橋藍
・米山沙里
・原田有希

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「表現の不自由・その後」をめぐって

Category : 現代美術シッタカぶり
舞台芸術制作者オープンネットワーク(以下ON-PAM )
あいちトリエンナーレ「表現の不自由・その後」をめぐって
意見交換会

2019.08.07【ロームシアター京都 会議室2】

ネット上の意見でも批判でも揶揄でもない
人の肉声が聞きたかったというのが本音。
参加人数は企画側の予想を越えたようで
京都と東京と沖縄に加え
オンライン参加者も25人ほどで
とても2時間では足りないだろうと
予想はしていたが案の定午後9時45分終了。

京都会場では約40人ほどが参加。
3つのグループに分かれての
それぞれの意見交換が始まる。

予想通りの意見に加えて
やはり役者、脚本家、俳優、ダンサーなどの
舞台関係者らの危惧も含め
実際に展覧会を見たライターの印象や
一般の方の感想
そして美術家そのものが
この問題をどう捉えて
向き合っているのかといった意見について
結論や声明を出すとか
理解を求めるとかではなく
個人個人の考え方を
互いに紹介しようという
ON-PAM側の説明も
まさにその通り。

ところで
参加についてアップしようと思った矢先に
犯人逮捕の報道が流れた。
そのことで収束を見たとかいう
単純なものではなく
また一人の愉快犯の行為で
こんな結末になってしまったという
持っていきようのない怒りが
複数の標的に向かうことは
否めないにしても
逮捕を受けて
やはり冷静に考え捉えるべきだと思った。

内容についてはここであえて仔細に
アップはしないが
帰りに手渡されたフライヤーにある
「2019年-2020年、アートは異物を
受け入れるのか」という
神戸でのシンポジウムが中止になったことを
新聞報道で知って驚いた。

その理由はともかく
(おそらく皆さんが予想する通りです)
あの大きな展覧会の
“一部”だった展示の中止について
全体が妙なベクトルへ走っているようで
何だか薄気味悪い。

そもそもの発端も発端だが
時系列に見る展開というか決定に
この件について
公共な場での議論の機会が奪われるのは
像の展示を中止したことと別の問題を
わざわざ生み出しているようで
この自粛対応の直接の引き金が
自民党の上畠寛弘市会議員の
財団側への登壇者の
見直し要請からなのかは不明だが
何とも言えないさらなる暗澹が
表現全体の未来を暗示させるようで
じわじわと怖い。





























加藤 隆明 展

Category : 現代美術シッタカぶり
加藤隆明−1

2019.07.30~08.12
【 gakilin. 】

画像で見る限り
樹脂を溶かしながら形成した
彫刻に思えるが
実は豚真皮という素材。
と言っても
表皮ではなく皮下と肉の間にある
半透明な部位です。
その千切り状態のものを
煮込むことで
成分に含まれる膠が
接着剤の役目を果たし
こうして立体化できるわけです。

加藤さんは
長きに亘って彫刻の成り立ちに
この素材を選択してきた理由に
“加工された産業材としての
成り立ち”が
「私の目の前に作品を留めたい
体験を、ずーっと後方に
追いやってしまうのである」
(カッコ内ステートメントより抜粋)

その体験を消し去るためには
人間の物質と同じ成分=生体
(ここでは皮膚)が
必要であったと述べておられます。

それは観者と対象の成分を
等しくすることで
間に存在する“或るもの”
言い換えれば
予知されるであろう感覚と
余計な固定観念を
予め “相殺” しようと
しているのではないか
などと穿ってみるのです。

この表層はそのまま
作品の空洞化に繋がり
造形上の必然性とは異なる
作家の強い意志が
反映されています。

ウイークポイントでもある
温度や湿度による変形も
実に有機的な意味性を帯び
過去作品は写真でしか
確認できないそうです。
それすらも
象徴的に思えてくるのです。

この素材も
そのものの
生産価値としてのメリットが
無いことから消滅したと
いうことで
今後の制作は
不可能になったということです。

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