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green eyes | TOSHIHIRO KITAOKA ARTWORKS

Category : 現代美術シッタカぶり
北岡トシヒロ1

2020.03.02~03.14
【 Gallery H.O.T 】

北岡さんが
通過してきた時代への視点や
テーマ、素材、クオリティ
どれを取っても申し分ない出来栄えで
65歳児は
なんだか久しぶりなトキメキを
感じつつ
それぞれの完成度の高さに
やはり目を奪われました。

こういう素材の使い方は
やはり作家さんのセンスの
見せどころで
また展示された作品の作風に
ほぼ「被り」が無いのにも
驚きました。

初めて挑戦した木彫のこと
煉瓦のカーテンが
あまりうまくいかなかったことなど
北岡さんはサラッと告白。
こう言えるのも
年齢を経て
こなれた人柄が伺えて
観者を楽にさせてくれるんですね。

木目込み式で
ご自身の古着ジーンズを
片方はピースマーク
もう片方は放射能の
ハザードシンボル
その境界を進む
貨物列車…

偉人の言葉が浮かぶ
レトロテレビの画面…

一冊だけの移動式本棚…

恋するカフカ…

含みも意味も謎かけも
さぁ、どうぞと
好きに自由に見てくださいの
スタンスも心地よい
展示でした。

http://galleryhot.com

北岡トシヒロ2

北岡トシヒロ3

北岡トシヒロ4

北岡トシヒロ5

北岡トシヒロ6

北岡トシヒロ7

北岡トシヒロ8

北岡トシヒロ9

北岡トシヒロ10

佐藤 雅晴 | Rabbit

Category : 現代美術シッタカぶり
佐藤雅晴1

2020.02.15~03.21(会期延期)
【 imura art gallery 】

ちょうど3年前
Gallery PARCでの
小出麻代さんとの二人展で
佐藤さんと少しだけ
お話しできる機会を得て
「自分の作品をどう見られたいか
意識したことはありませんねぇ」と
笑いながら仰っていたことを
ゆっくりと思い出しています。

そう、この
ゆっくりとした
そしてモヤっとした
フィードバックは
佐藤さんの作風そのものだなぁ
と。

一コマずつ
途方も無い手数によって
動く彼らをずっと
見ていると
これは回顧展なんだと
改めて悲しくなります。
45歳で逝ってしまうなんて…

もう
新しい作品は見られないけれど
そちらの世界でも
作り続けているかも
しれませんね。
こちら側の下界を
見ながら。

なお
会期延長となりました。
家で待機中の子どもたちにも
是非是非この世界観を
見てもらえたらいいな
と。

https://masaharu-sato.tumblr.com
http://www.imuraart.com/exhibition/archive/rabbit.html
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/19507

佐藤雅晴2

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佐藤雅晴8

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佐藤雅晴10

ア カ サ カ ヒ ロ コ 作品展

Category : 現代美術シッタカぶり
アカサカヒロコ1

2020.03.11~03.22
【 gallery cafe 龍 】

ちょっと不義理で
何回か見逃していた
アカサカさんの個展。

初見は確か8年前の
SELF-SO ART GALLERY。

絵の勉強はもともとしたことがなく、
保育士の仕事を辞めてから、
地方自治体設立の
高等職業技術専門校広告デザイン科にて
一年学び、その後
イラストレーターの仕事を始めたという
アカサカさんですが
僕も愛読していた
「ザ・チョイス」の2度入選も
さることながら
かのボローニャ国際絵本原画展にも
入選という
輝かしきキャリアの
持ち主さんなんです。

過去に
スナップボタンで解体できる
トレペの椅子作品もあって
ここでも
サイズは小さくなってますが
そちらとこちら側の境目で
フワフワと。
作風のレンジも広くて
どれもクオリティが高い。
本をくり抜いた作品も
更に緻密で美しく
驚きの出来栄えです。

さてお馴染みの
赤いワンピ女子は
また少し幼くなって
風の中を舞っています。

少し寒いこの日だったけれど
彼女に会った瞬間に
一枚服を脱いで
身軽になりたい気分に。

クルッとしたショートヘア
ツンとした鼻
膨らんだ頬
指先の表情
それぞれが
確固たるキャラクターを
つくりあげながら
白いバックに
春めくダンスで
観者を誘います。

アカサカヒロコ2

アカサカヒロコ3

アカサカヒロコ4

アカサカヒロコ5

アカサカヒロコ6

アカサカヒロコ7

アカサカヒロコ8

アカサカヒロコ9

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半透明のひかり | JESS LAU Ching-wa / DOKI MIZUHO 二人展

Category : 現代美術シッタカぶり
半透明のひかり1

2020.03.11~03.22
【 Art Spot Korin 】

香港出身のジェスさんと
九鬼みずほさん改め
DOKI MIZUHOさんの
二人展。

DOKIさんは
いい感じに可愛くスピリチュアルで
土なのにほわっとしているとこが
面白いな。
正面の刺繍作品も素敵です。
引き算の快感。
朴訥とユーモアと
アニミズムへの憧憬。

ジェスさんは
高密度な都市環境で育ったがゆえの
独特の距離感や痕跡を動画化。
動画で詩を作るというフレーズが
印象的。
テーマとは別だが
階上の鴨川の飛び石を
渡る人たちを淡々と映す
30分ほどの動画は
なるほどな着目。
鴨川がいかに
フォトジェニックな対象であるかを
改めて。

そしてゲストアーティストとして
絵本作家のなかやまほなみさんが
素晴らしい鉛筆画を披露。
展覧会をピリッとしっかりと
締めてます。

今、こんな時勢の中
この展示の意味するところもまた…
神様のお怒りなのか
鉄槌なのか
何とかしていただきたいものである。
ここで言うのもなんだけど
美術関係者の皆様
こらえてくださいまし。

JESS LAU Ching-wa ↓
https://www.jess-lau.com

DOKI MIZUHO ↓
https://kukimizuho.tumblr.com

Art Spot Korin↓
https://artspotkorin.wordpress.com/2020/03/03/jess-lau-ching-wa-doki-mizuho「半透明のひかり」/

半透明のひかり2

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石貨の島と我が彫刻 | 石黒 健一

Category : 2019年度 美大卒展
石黒健一1

2020.02.08~02.16
【 京都造形芸術大学 】

大学院の修了展の中で
突出して内容が充実していた
展覧会です。
以下ステートメントより編集。

これは2018年より始めた
ミクロネシア・ヤップ島に
現在でも存在する
石貨を題材としたプロジェクトです。

或る経済学の論考の中での
仮想通貨のブロックチェーンと
石貨との相似性についての
論考に端を発したもので
石黒さんなりに身をもって
検証すべくヤップ島を
フィールドワークの
ステージとして捉えながら
制作された作品です。

人々の中で共有される
「価値」と言う概念についての
考察を鉱物を通じて展開されてきた
石黒さんにとっては
必然的なテーマだったようです。

ヤップ島という
歴史の渦に呑み込まれ
日本の戦争遺産も点在する
場所に於いて
現地の人々と協働しながら
その土地ならではの
価値観、生き方、文化を
大局的にまた
詳細に探る旅は
想像するに
新鮮だったことでしょう。

石貨の採石地であるパラオで
石貨と同じ石灰岩を用いた彫刻や
日本統治下にパラオに滞在していた
彫刻家・土方久巧がもたらした技術を
再現したストーリーボード
また日本軍の爆撃機の
プロペラをモチーフとした木彫
また制作や道中の
ドキュメント映像にも
見入ってしまいました。

硬派なテーマではありますが
様々なことが去来する
重厚で意義ある展示でした。

https://kenichi-ishiguro.com

石黒健一2

石黒健一3

石黒健一4

石黒健一5

石黒健一6

石黒健一7

石黒健一9
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