「 庭にお気に入りの石を並べること 〜 濱 久仁子 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.24〜10.08【 galleryrellag EX 】

針でツムツムツム…
瞑想にふける顔、
憂いを帯びた顔、
うれしかったことを思い出してるような顔が、
小山になって、
さりげなく置かれています。

午後のまどろみの中で、
みんな誰かを待っている。

フェルトに人格を吹き込む造形。
眠っているようで、
人の気配を聞き取ろうと
耳をそばだてているのかも知れない。

さて、会いに行きましょうか…

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「 中道 由貴子 展 〜 かたち と カタ チ 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.20〜09.25【 gallery morning 】

画家さんにとっては、そこが肝でしょ、という部分を、
僕ごときの想像力で説明するなんてことはとんでもないのは当然として。
中道さんは一体どうやってアタマん中で
「絵を描く手順」を組み立てていらっしゃるのか…
絵を見れば見るほどにわからない…
だからこそ、この絵に惹かれるのでしょうね。
確かにとんでもなく筆を置く数が多いのはひと目でわかりますが、
それが絵としてトータライズされると、
この方独特の描写力のとんでもなさがわかるんです。
つまり技法や手法に“とらわれない”だけの画面構成、
シーンとして示すだけの力、ですね。
言葉にすると難しいですね。
置く、重ねる、合わせる、遠くにする、近くにもってくる、
そして、この逆もまた中道さんの絵に感じます。
実物を見ると、いつも言葉が見つからない。なぜか。
中道さんは絵を描いて“提供”する以前の
“画家としてのあるべき確信” を検証しているのかな、などと考えてしまうのです。
当然、中道さんが想定し得る絵は中道さんにしか描けない、ということで、
他の作家にも勿論言えますが、
久々に見る(あの京都唯一の村にあるギャラリーには、ついぞ行けなかったので…)
その絵に、しみじみ見入れば、
もう、たじろぐほどの美しさを描いてますね。
うーん、美しさと妖しさの中に軽やかさも同居している、
とでも言うんでしょうか。
以前とも違う(僕が言うのも生意気ですが)
絶妙な深化が見てとれます。
手法を見つけ、実行し、絵に反映させて尚、新しい世界を示す、という
弛み無い研鑽。
求心力の成せる技かな。
現物を見ると僕などはその清涼に洗われますね、ええ、
煩悩に相当にまみれた身には浄化な絵、です、ええ。

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「 田代 幸 陶展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.20〜09.25【 gallery MARONIE gallery 3 】

レビューがなんだか陶芸続きに、なってますね。
前回マロニエで拝見したのが丁度4年前。
「みんなから、オリンピックか、って言われて」とはにかむ田代さん。

基本的な作風はやはり、なんというか、カルシウム系、ですね。
ご本人もその気(け)がおありで、
骨とか貝とか大好きということで、
これで誰しも合点がいきます。

今回は上に伸びる或る種の浮き草のような有機体の造形も登場します。
うごめいている、というよりも、
何かの流れに揺らめいているような印象。
フジツボのような深海の生き物は必死というよりは、
そこに在ることが当たり前のように居場所、棲み家を確保して
安寧とした表情です。

一切のマケット(縮尺模型のようなもの)もスケッチもせずに、
指先からひねっていく感覚は、
一個の生命体を創造するような、
もしかしたら、おこがましい喜びに満ちているやも。

至って飄々としたアタリの柔和な田代さんですが、
中々の入選歴を持つ方です。
「作家、とかではないので…」とびっくりするような謙遜発言をなさる。
いや、強烈に寡作な作家さんということです。
では、また4年後に(は冗談です)

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「 中道 由貴子 展 〜 かたち と カタ チ 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.20〜09.25【 gallery morning 】

画家さんにとっては、そこが肝でしょ、という部分を、
僕ごときの想像力で説明するなんてことはとんでもないのは当然として。
中道さんは一体どうやってアタマん中で
「絵を描く手順」を組み立てていらっしゃるのか…
絵を見れば見るほどにわからない…だからこそ、
この絵に惹かれるのでしょうね。

確かにとんでもなく筆を置く数が多いのはひと目でわかりますが、
それが絵としてトータライズされると、
この方独特の描写力のとんでもなさがわかるんです。
つまり技法や手法に“とらわれない”だけの画面構成、
シーンとして示すだけの力、ですね。
言葉にすると難しいですね。
置く、重ねる、合わせる、遠くにする、近くにもってくる、
この全ての逆…
実物を見ると、いつも言葉を失います。

なぜか。

中道さんは絵を描いて“提供”する以前の
(売り物という意味とは異なる、作家自身のあるべき意義として)
“画家の確信”として検証しているのかな、などと考えてしまうのです。
わかりやすく言えば、ですね、
当然、中道さんが想定し得る絵は中道さんにしか描けない、ということで、
他の作家にも勿論言えますが、
久々に見る(あの京都唯一の村にあるギャラリーには、ついぞ行けなかったので…)
その絵に、しみじみ見入れば、もう僕自身(=観客)が、
たじろぐほどの美しさを描いてますね。
以前とも違う、明らかな深化が見てとれます。

手法を見つけ、実行し、
絵に反映させて尚、新しい世界を示す、という
弛み無い研鑽。
求心力の成せる技かな。
現物を見ると僕などはその清涼に洗われますね、ええ、
煩悩にやや、まみれた身には浄化な絵、です、
ええ。

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劇団子供鉅人「 チャンバラ音楽劇 〜 幕末スープレックス 」

Category : パフォーマンス見聞
幕末スープレックス

2016.09.17〜090.25【 東京芸術劇場 シアターイースト 】

演出の益田さんの
「みんなが夢中になれる、大きな物語を上演する機会が
失われていくような気がする」とのコメントは
そのまま「個の時代」が抱える(演劇にとっての)
定めなのかも知れません。
暗闇を共有しながら、今から始まる一大興行を息をこらして
(いや、実際はガヤガヤとした雰囲気の中で)
ワクワクしながら待っている、あの感覚。
僕の世代にギリギリ残っている、下世話な臨場感。
益田さんは子供の頃にお父さんに連れられて行った
「七人の侍」を見入る大人たちの夢中な様子を思い出します。

さて、一昨年、本拠地を大阪から東京に移し、
独自のテイストを存分に撒き散らかしてくれました。
出演者数30余人に及ぶ大スケール活劇は、
キワものとかつての正統的なチャンバラと、
時事ネタも含めた喝采ものの「マンモスコント」。
5年前の「京都クリエイションWS 2011」で、
縁あってアトリエ劇研の舞台でご一緒させていただいた古野雄大さん
(正式に劇団員になられたのですね)もその存在感をこれでもかと振りまき、
機関銃トーク的台詞回しも素晴らしいものでした。
加えて全て生演奏。6人が舞台奥に張り付けで、
キャッチーで演芸なグルーヴを醸し出し、
また座席設定に畳一枚スペースで寝転びながらの「大名席」もあって、
籠に乗ってエイホエイホと観客の注目を浴びながらの登場も
中々の演出。
なんせ30人が歌い踊るの時代宴会劇ですから、
想像におまかせしなくても…嗚呼、オモロかったなぁ。

※本多劇場初参戦「マクベス」では
アンサンブルキャスト100人を募集中だとか。
皆様いかがですか?
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「シッタカブリアンの午睡」
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