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道本 勝 風景画展

Category : 現代美術シッタカぶり
道本勝1

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2019.01.08~2019.01.13
【 同時代ギャラリー 】

3年前にギャラリーの
何度ものオファーを固辞し
50代で初個展をされた
道本さんの
2回目の油画展。

ところで
同時代ギャラリーの代表は
実は画家になりたかった方で
この移転初の展覧会は
いわば師弟の作品が
共に展示されるという
意味深いものがあります。

自己流で油画を学び
時々展覧会で
発表されていたという
高さんの作品をみた時の
自己の表現性の
密かなる熟成と
そこに至る
(今も進行形だと思いますが)
葛藤や鍛錬が
芸術に関わる人としての
生き方に重なるような
気がしました。

そして恩師である
道本さんの絵について
高さんの一文にある
「17世紀オランダ絵画」という
キーワードが
そのまま道本さんの
地元である和歌山の
風景という対象に
投影され
高さんが初めて見た油画という
言葉が頷ける
釉薬のような滑らかさと光沢が
静かに景色を捉えながら
定着させていました。

今回は
このギャラリーが
機会と様相と空気を
この場於いて一新されたことを
一介のギャラリーメグリストとして
期待と
予感を含めた
祝福の心持ちで
訪れながら
かつての場所からの
移転というニュアンスは
とうに飛んでしまったほどに
“残しておくべき空間”の
有り難さと価値を
改めて痛感しました。

豊かな自然光
元よりある“遺産的”空間
フレキシビリティ
3階(ギア)の鑑賞者の導線
複合的な展示空間の創出
などなど…

素敵なギャラリーが
生まれたことに
メグリスト冥利に
尽きる思いです。

*前半10点が道本さんの作品
*後半6点が高さんの作品

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Category : 現代美術シッタカぶり
不細工に生きる

思えば
17で
なんちゃってドロップアウト
そんな男に
ハタチなんて決意も実感も
元より持ち合せてなく
周囲は
驚異的に
イカれた連中ばかり
それが
今となっては
僕にとっての遺産

今のハタチを見ると
もっと
不細工に生きた方が
面白いよ

思います

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四の五の言わずに京都で個展 vol.10 | 天津 優貴

Category : 現代美術シッタカぶり
天津優貴1

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2019.01.09~2019.01.14
【 gallery Main 】

副題を「希望的観測」と結んだ
女優 秋乃ゆにを
5年間撮り続けた天津さんに
彼女のどこに魅力を感じたのか
訊いてみると
意外にも
顔の形だった。

十代の名残りや
あどけない愛らしさから
徐々に様々な事柄を経て
“仕事”というものへの
意識の濃度が高くなる
いわば
ストイックな高揚というものを
実感する年齢に至るまでに
やはり
顔はかくも
変化するのである。

不勉強ながら
彼女については全く
知識も情報も持ち合せていないが
個展を見る上には
何の差し障りもない。

一人の写真家が
一人の対象と出会い
その
変遷あるいは成長
また屈折や妥協
もどかしさを察し
ファインダーの
こちら側で
暗黙のサインを
小さく発しながら
5年という
月日を共有するということは
言うまでもなく
写す側にも変化が
あったということで。

タレントは
カメラ≒レンズという固体
そのものに
ついてはおもねる
いや
挑んでくるかも知れないが
“見栄え”のしないものは
当然嫌う。
しかし
それは結果として
撮る方に足らないのか
撮られる方が貧しいのかは
“焼いて”みるまで
わからないのだ。

このインスタレーションは
まるで記憶のひとつ一つに
付箋を付けて
フォルダから
つまみ上げてきたように
秋乃ゆにという
丸顔から
頬骨という本来の骨格が
明解になる顔への
モーフィングを
解体したような
印象を強く受ける。

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2019.01.12~2019.01.26
【 ギャラリーえがく 】

*オオナカ ミカ
*ふくら 恵
*浅野 千里
*福岡 伸雄

以前にオオナカさんの
ナマケモノを被って
手も嵌めて嬉しがってた64歳児。
今回初対面のオオナカさん。
やっぱり仮面って
難しかったと。

作家は調べるわけです
仮面について。
すると
どんどん奥の闇の方へ
入っていく。
半立体であるという点が
仮面の造形的特徴ですから
中々に手ごわいんだそうで。

オオナカさんの
シャーマン的な
(やっぱここに行きつく)
作品は独特に
プリミティブで
素材の質感がたまりません。

続いて
ふくらさん。
この方とにかく
爆発的創作力を発揮する作家さん。
近日個展も控えている中で
どんだけ作るんやぁ!ってくらい
精力的です。
僕は立体のイメージだけど
元々日本画出身ですし
平面も実に面白い。
立体作って型取りした
お面も展示。
表情を“ふくら式”に
転置される技は先天的です。

お次は
これも初対面の浅野さん。
今回は「小さな神様」シリーズ。
小さいんですが
手が込んでる作りが
なんとなく部屋の片隅を
しっかり見守ってくれそうで
それでいてちょこっと
ボヘミアンな風情も。
小さな仮面を取ると
人の顔が現れて
あらっ、これは
なんだかみんなチーム?なの的な
陶製の8人編成です。

しんがりは勿論
福岡さん。
今まで数えきれない人々に
接してこられ
その数だけエピソードをお持ちの
福岡さんならではの
人物像は
鑑賞者の時々のコンディションで
表情を変えて見えます。
人種や言葉や主義主張の
坩堝(るつぼ)の中で
実に愉しく揉まれてこられた
造形性と解釈しています。
頭の柔らかさと人柄は
ピカイチの作家さんで
ホントお世話になりっ放しです。
3月のグループ展頑張りますので
よろしくです!

画像は
紹介順で1点ずつ。

マスク1

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マスク3

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マスク6

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マスク9

マスク10

マスク12

マスク13

マスク14

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マスク16

マスク17

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マスク19

マスク20

























うつす、うつる、| 中尾 美園 ~ キミ子さんのしめ縄

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しめ縄1

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2018.12.21~2019.01.13
【 Gallery PARC 】

新作はしめ縄です。
中尾さんの大叔母である
キミ子さんの嫁ぎ先は
植木屋でしたが
独学!でしめ縄を手掛けると
やがて注文が増え
いわば彼女のライフワークに
なっていきます。

それぞれの場所に応じた
しめ縄を写し描き
その由来やエピソードなどを
添えたものと
実物の展示、
さらに
実際に中尾さんが
“手習い”で綯(な)う様子と
キミ子さん
(とってもさばけた
素敵なおばあちゃん!)
との世間話は
中尾さんが
“その時代”にワープし
それぞれの異なる時代を越えて
濃密な共有感を醸し出します。

実際にこしらえたしめ縄と
着彩され表装された掛け軸
さらに絵付けされた皿や
重箱も展示され
展示時期に重なる
正月の歳時をしっとりと
追体験します。

絵師として中尾さんの仕事と
大叔母キミ子さんの仕事が
こうして
うつすこと
うつされることによって
二次元と三次元を
往復しながら
立ち上がり
互いに交感しあう様子は
もはや
宿命的出会いと言っても
いいでしょう。

それは
手仕事であるという点は
勿論
絵として写すことによって
技として伝えることの
媒介になっていることも
注目すべきところです。
凄い仕事ですね。

今もなお
おひとりでしめ縄を
作られているキミ子さん。
なんだか
会いに行きたくなる方。

年末から年始にかけて
眼福と出会いに
恵まれた
幸先の良い展覧会でした。
必見です。

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お越しいただきありがとうございます

ナミキ・キヨタカ

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