「 井出 祥子 」UNKNOWN/ASIA 2017(J-10)

Category : 現代美術シッタカぶり
2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】

正直、いかに写真を絵画にするか、という作家の提示はおそらくは賛否両論あると思いますが、写真に無くて絵画にあるのがマチエールというのは少々極端で、井出さんの作品はむしろどちらにも属さないと考える方が自然なような気もするんですね。フォトショップというツールの可能性については(僕も使い倒しましたから)わかるんですが、それとて作品の鮮度や原形を損ねる仕上げとそうでないものとに別れますから、要は使い方次第だと。道頓堀に船が通過した後の水面の揺らぎを捉えた作品はやはり面白いです。

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井出1

井出2

井出3
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「 SHIRACO 」UNKNOWN/ASIA 2017(B-01)

Category : 現代美術シッタカぶり
白子

2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】

「作品」とは何か、です。このブースの強烈な印象。昨年も強く印象に残ったSHIRACOブース。カラダを通過して生まれたものはすべからずワタシであり、作品であるという明解さ。ファニチャー、グラフィック、ファッション、ロゴ、カラーリング、デザイン、そして「SHIRACO」という作品。僕の好きなフレーズそのものの「止められない、妄想と欲求」。このベクトル、その世界観、怒濤のエレガンスにます幸先良いスタート!

SHIRACO YUUKI HP → https://www.shiraco.world/

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「 大原 そう 」UNKNOWN/ASIA 2017(B-09)

Category : 現代美術シッタカぶり
【 Gallery View vol.1227 】

2017.11.04・11.05【 ハービスホール 】

ファニーだけどファンシー過ぎない。いいところで仕上げてますし、文字も良いし、色彩と質感の絶妙なマッチングが好きです。あえて大げさな額装はせずに廃木の枠のナチュラル感。作家さんには失礼を承知で、とても汎用性のある絵で、言うなれば「商品目線」で評価される作品かも知れません。でもそれはこの世界で生きる上において欠くべからざるプレゼンテーションだと思います。ありがとうございました!

大原そう HP → http://oharasou.com/

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そう1

そう2

そう3

「 千年後には、東京 ~ 児玉 房子 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.10.17~11.11【 The Third Gallery Aya 】
ART OSAKA企画「ギャラリーツアー」②

デザイン室のチーフとして殺到する仕事を半徹で“さばいていた”その頃です。1991年頃の東京の光景のスナップ。世はバブルでした。作品を見てみるとまず人物の顔つきに、或る種の恍惚感が伺えます。“今となっては”(このフレーズこそ、写真が放つことができる「時系列の検証」だと思います)何かが間違っていた、いや狂っていたということしか思い出せません。確かに週末に高級な料理を食べて、会社で毎年海外旅行へ行けたことに好景気の恩恵を感じてはいましたが…さてツアー2つ目は写真展示。綾さんは児玉さんの作品展示を何十年前から考えながらもタイミングが合わず、やっとのことで今展に至った経緯があります。私感ですがアナログ=現像、デジタル=データ化という単純な違いよりも「シャッターチャンス」という意味合いが双方で全く異なってくるんじゃないか、と。液に浸けながらゆらゆらと立ち上がってくる対象との関係は撮影者の肉体を通過して知覚されるということ。デジタルフォトとは銀塩のようにヴィンテージやエディションとは無縁のところに、まるで空気のように漂っているようです。勿論写真の未来は杞憂ばかりではありませんが、過去や歴史を検証しながら教育の場に「体感する写真文化」というものを改めて提示することは今後のためにも必要なことだと思います。

ギャラリーHP → http://www.thethirdgalleryaya.com/

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「 西山 美なコ ~ wall works 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2017.10.24~11.12【 Yoshimi Arts 】
ART OSAKA企画「ギャラリーツアー」①

昨年2月にgallery PARCでの二人展を拝見して、西山さんの匂い立つ蠱惑的な作風にドキッとした記憶がかなり強烈に残っているのですが、実は作風の経過を以後見る機会を逸し、ツアートップの今展は楽しみにしておりました。さて画像を見て「?」と思われた方も、そう、段々と見えてきましたね、二つの大きなピンク。西山さんはアトリエで壁画をつぶす際に上塗りするのですが、中々に下の色が残る、何度も上塗りをしてその朧げな“旅の途中”に惹かれたようです。つまり「無きものにするための経過」に表れた色層を作品としているわけです。明るい光から目が慣れてくるとこの二つの円が俄然、その存在を現します。母性、性差、あるいはささやかな脈動といった、見た目以上に肉感的な印象を受けました。奥のスペースではやはり壁のコーナーなどにこの作品を見ることができます。究極の引き算はカンバスにではなくて壁面にあることによってギャラリー空間を取込みながら、鑑賞者に何かを投げかけ、語りかけるような幻のようなカタチはなんとフルタイムで5日間もかけてエアブラシでの微妙な色合いによって浮き出てきたものです。ギャラリーにとっても作家にとっても、そして鑑賞者にとっても新鮮な息吹きを感じる展覧会だったのではないでしょうか。

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などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
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