寝耳に水族館。

Category : 浮世の「うっ!」
いろいろ論議の的となっている京都水族館。
仮称とは言え、この字面のなんと不似合いなこと。

海遊館を命名したのは上沼恵美子。
…あまり話と関係ありませんでした。

今年の2月に、“いきなり”(そうだったかどうだったも記憶の中では定かでない)
市民しんぶんに掲載されたとある。
正に“寝耳に水”どころではない、大量の水である。
29日の文化欄に或る住職(考える会)が寄稿されている一文を読んで
改めて「箱もの」と言われるものに対する反応が
過敏になってきているんだなぁと実感する。
税を投入するのではないにしても、
市民感情に明らかに「必要の是非をとことん突き詰めよう」とする
心理が働いているのは事実だ。
市民とオリックス不動産と京都市との間に
なんらコンセンサスがなかったということも尾を引きそうだ。

市の検討委いわく、
土地は京都市の持ち物でオリックスに貸すわけだから
土地使用料、固定資産税が見込める。
加えて経済面では雇用拡大、教育面では環境学習機会拡大と、ある。
「利用の少ない土地を貸すだけで市の財政負担はない。環境面にはできるだけ
配慮するように要請する」とは言っているが、とどのつまり相手は私企業である。

水族館の位置づけは全国100以上ある、それぞれに差異があるだろう。
海浜地帯、湖などでの水族館とは違い、完全な内陸部の京都市内である。
海洋生物が「梅小路」にやってくるんである。
これは驚きだ。面積こそ海遊館の半分もないようだが内陸型では国内最大級。

賛成、反対の意見はそれぞれある。
やるなら“度肝を抜く”のを…と最初は思っていた。
でも海遊館に対抗するのは無理がある。
ヘタすると伏見キャッスルランドになりかねない。
中途半端なら、いっそ無い方がマシというものである。

ところで反対の人もいろいろ。
梅小路は確かに広い。
全体的にはごくわずかの敷地に建てられる。
これを“利用の少ない土地”と見るか
元来公園であった所に施設を建てるのはどうか、という視点で見るかで
随分と違ってくる。

普段は行ったことも関わったこともないくせに
こんな時に声高に言う人もいるだろう。

そう、エコである。
二酸化炭素問題である。
京都議定書もなんだか怪しい。
鳩山さんの大風呂敷で、ますます怪しい。

教育教育と言う前に市としての「集客」が見込めなければアウトである。
さっさと撤退するであろう。
企業は儲けてナンボ。

2011年度開業予定という「ややこしい水族館」である。

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