そんな中森明菜。

Category : MUSIC
僕自身は全くかすりも興味もなかったが
絶世期の歌唱力には単なるアイドルを超えた
突出した“才能”が感じられた。
まさにディーヴァと言っても過言ではなかった。

8月に横浜BLITZのライブ映像をたまたまつけたBSで見る。
フォークのカバーアルバムも出している(というか、もはやカバー歌手ですな)
自称(?)「歌姫」は
フォークをネタにするほどに
フォークをわかっちゃいなかった、ことを知った。

「フォークなんて、と言わずに
フォークの素晴らしさをワタシの声で伝えていきたい」

陽水の曲は保険みたいなものだから、まぁしょうがないとしても
「旅の宿」にはまいった。
暗い部屋で後ろから首を締められるような“不気味”な宿になってしまった。
まるで二人が清算をするためにここに来たようなシチュエーション。

「学生街の喫茶店」も彼女によほど冷たい仕打ちを受けたのを
恨んだような灰色の思い出ソングになっている。
グレープの「無縁坂」に至っては心中しそこなった母子の様相…。
「22才の別れ」「シクラメンのかほり」…
とにかく暗い…。なんでこんなに暗く歌えるんだろう。
何かあなた自身がフォークの捉え方を間違えているようでならない。
ステージ設定も、酔いどれ女の“開き直り”っぽくて
なんだか妙にくずれている。
学生運動に幻滅した元女闘志じゃないんだから
そんなにやさぐれなくてもいいものを…。

それほどにフォークに気合いを入れているんなら、
歌詞など見ずに覚えておきなさいと言いたくなる。
椅子に座って歌うなど20年早い。
ちゃんとお客の顔を見て歌いなさい、とひとり突っ込む。

歌がうまいのと歌心があるのとは決定的に違う。
歌う歌を理解してないと、こんな“笑える”ほどの
お粗末なライブを晒すことになる。
まるでプロはだしの素人がカラオケですっかり
自分に酔っぱらっている様子。

僕はフォークはそれほど好きではない。
むしろ、かつての歌謡曲の方に魅力を感じる。
それでもこんな歌い方をされては
かの名曲も形無しである。

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