ラボ24回目。セリフを聞く。

Category : 演劇ラボ 2011年夏の公演への道のり
ダンスリハで1回休んでいる間に
冒頭に登場するメンバーたちが立ち稽古。
セリフも、皆さん殆ど入っていて、
なるほど、こりゃ、演劇だわい、とまるで、ひとごと。
出番の無い僕は観客として座っているが
その後ろに居るもうひとりの僕が、そんな風にオキラクに見ている
僕にケリを入れたがっているのを感じる。

僕はこの件については(どの件だ)覚悟している。
ずっと前から、もう自分との闘いだと勝手に思っていたが
しかし、実はそうではないのでは、と思いだした。
自分との闘い(この表現もなんだか、だが)だけで
事なきを得るならばこれほど楽なことはない。
台本はセリフとト書きで構成されているが
結局は人と人との会話で成立しているのだから
予め用意された会話を覚え、
観客の前ではさもリアルに演じるわけで、
そのためにしなければならないことを
今、僕は僕自身で一生懸命考えている。
ほら、僕のキャパなんて知れたもので、
だから結論めいたものを引き出せたかというと、
全く何も無い。

何も無いに決まっている。
僕自身が演劇に対する哲学も、ポリシーも持っていないのだから。

立ち稽古をしている仲間を見て、
そこにある切迫した共通意識を持つことにさえ、至っていない自分。
まるで演劇のワークショップに参加しているような
この実感の無さ、これこそが今の僕の問題点なのだ。
帰り際に一人が「すいませんでした…」と謝る。
僕には何のことかさっぱりわからない。
「セリフが出てこなくて…」と言うが
今日ぐらいで謝らなければならないのだとしたら…
僕はそのことで蒼白になるではないか。
僕など一体どうなるというのだ……

まだ始まったばかりだ。
やがて僕の出番が来る。
その時はその時だ。
結局逃げることはできないのだから、
やるしかない。

自主稽古も増えていくだろう。
自分の脳とハートに問い、おぼろげな誓いを立てる。
「さぁて、演劇をやるんだぞ。わかってるよな!」
「……」
おい、返事をしろよな!

ふうけい

↑アルハンブラの眺め……ではなく、大山崎山荘美術館の帰り、高台から見る住宅群。そそる構成!

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