「 山本太郎 × 芸艸堂 〜 平成琳派 ニッポン画 × 芸艸堂 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2015.02.25〜03.28 【 imura art gallery 】

ブログ:536 フェイスブック:189というのが
今日までギャラリーや美術館でレビューさせていただいた
美術関係のみのカウントになりますが、
ハナから合わないというか、この鈍いアンテナに
引っかからなかったものは除外しています。
(この数の3倍くらいはあります)
そこまでしてアップする必要はないし、
された方もいい気はしないと思うからです。
僕はライターでも評論家でもないので
自分の展評に責任を負うとか負わないとかではなくて
ごく一般人としての作品評以上でも以下でもないという
認識のもとで書かせて(打たせて)もらっています。
今回は京都の地元現代美術ギャラリーの
いわば“一押し”アーティストの展示を通じて
アートを楽しもうという主旨で
「KYOTO ART MAP」が催されています。
全て制覇するつもりではいますが、
この催しに際しては「備忘録」というカタチで
ブログに残そうと考えています。
(なにせアタマメモリがポンコツなもので)
ゆえにこの個展に関しても言わせていただきます。
関係者の方々、門外漢の戯れ言とご承知願います。

さて、山本太郎さんですが、
今まで何回か拝見して、正直全く面白いと思えません。
そして今回も何ひとつ感じるものがありません。
会場でいただいたステートメント&プロフィールを読んでみて
或る一文に引っかかりました。
「100年に1人現れる平成の琳派継承者として国内外共に高い評価(中略)
平成琳派の作家としての確固たる地位を築きました」
どうでしょう、ここまで言い切るか!というほどの
みなぎる自信!

話は変わりますが先日、150年の時を経て今なお生活の場として
厳然と(というよりはごく当たり前に)存在する町家での展示をめぐって
家の主である吉原さんと、町家での展示に際しての
「理由」「根拠」「必然」「考察」といったものが
やや欠落しているのではないか、という話になりました。
これは大げさではなく、もしかしたら作品にも言えることで
僕は決して無理な例えとは思いません。
このステートメントにある
「意表をつくユニークなモチーフを組み合わせる作品からはユーモア感溢れる
山本の感性がありありと感じられます…」という、
至ってイージーな着想によって「琳派」という革新的芸術表現の
うわべを借りて、さして巧いとも思えない絵(これは確信犯?)が
マッチングされ、それがもてはやされていることに
違和感を越えて、もはや不思議さえ感じます。
つまり見た瞬間に沸騰して、中身はすでに消えてなくなっている、
そんな作品ばかりに感じるのです。鮮度がない…というのか
僕の感性は本当に鈍っていますね…いますかね?
楽しくもない、面白くもない、
「琳派の親しみやすさと気品を、ニッポン独自の諧謔を持って表現」
これも首をかしげる一文です。
諧謔とはそこに深い思慮がなければただの冗漫なパロディになります。
果たして神坂雪佳の「住の江図」に信号機を描くことによって
「作家が何を伝えるのか」という趣旨は見事にぶっ飛んでしまい、
僕などは古い人間かもしれませんが、融合でも邂逅でもなく
或る種の「迎合」いや「侮辱」にさえ思えます。
ただ収穫はその神坂雪佳の作品の素晴らしさを再認識したことです。
皮肉にも…ですが…
もっと、描きようがあったものを…とシッタカは
暗澹たる思いに落ち込んでいくのです。
(こりゃ、琳派にオンブなヒロ・ヤマガタになるか?)

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