「 金 基永 展 〜 Poetic Moment 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2015.10.12〜10.18【 同時代ギャラリー 】

当たり前のことですが、
モノはそれぞれの名前で呼ばれ、
それによって識別されて機能に応じて使い分けられています。
僕たちはそのモノ特有のカタチを
「記憶」することで自分の中でカテゴライズしながら、
時々引っ張り出して撫でたり、さすったり、
引っ張ったり、押したり、つまんだり、舐めたりしながら
日常に“当然在るべき”ものとして認知することを
無意識に学習しています。
韓国出身で2011年に日本へ留学
(京都市立芸大彫刻専攻)に来られ、
以来京都で制作を続けてこられる金さんの紹介には
「簡単に目に見えるものではないが、
対象には内部だけではなく外部まで占有する
内在されている力があると考えている。
私の作業テーマは、この目に見えない内部と
外部の関係が感じられるように現すことである」という
一文があります。
「見えないところ」があるからこそ
「見えている」というのは
一見ロジックな印象を受けますが言い得て妙です。
ケイ素という細かい石炭の粒子のような物質で
いろいろなものを覆っています。
さて、中身への推量作用といいますか、
むしろ別の何物かでもいいではないか、と思わせる変態に
戸惑う人もいれば、
僕などは奇妙なカタルシスを感じるんですね、これが。
本来のカタチや役割りの「ギリギリの線」を
寸止めで纏っている、なんとも存在感、
かつ訴求力に満ちた彫刻作品です。

金1

金3

金2

金5

金6

金7


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