「 西條 茜 展 〜 石の態度 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2015.10.20〜10.25【 ART SPACE NIJI 】

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この3月にアンテナメディアでのグループ展「Sign of Happiness」で
「おやっ?」と思わせられて、
5月の同時代で再び作品の前で唸ってしまいました。
西條さんの作品の持つ強烈なディテール、
その肌合いはどんなに小さいものでも、
ひと目見たらもうインプットされてしまいます。
昨年、京都市立芸術大学院陶磁器分野修了という
バリバリな若手の作家さんですが、
これだけご自分の世界観をしっかりと作品に反映されて
制作されている方もそうそう居ないと思います。
ステートメントもしっかりとしています。
もう作品に或る種の貫禄さえ漂っていますね。
今回のテーマはずばり「道具」です。
道具は用を成すという目的を果たすための機能を最優先させますが、
それが朽ちていく時に
最後に認識できるのは削ぎ落とされた
「人のための存在、人が使うためにあるカタチ」であるということです。
西條さんの一文にこうあります。
「本来の機能を失ったり、使われなくなった時に、
その道具の持つ姿勢であり態度のようなものが際立って見えてくる」。
もちろん機能を突き詰めていくとカタチは進化し、
それ自体が文化や歴史の経過の中で
大きな意味を持つものとして存在します。
機能という「纏(まと)いもの」が剥離された時に
それぞれの道具から態度が垣間見えてくるというのは
なるほどと思わせます。
態度というおよそ道具に似つかわしく無い語彙が
一層、僕たちの興味をかきたてるわけです。
「道具の持つ見えない態度をトレースする」といった
西條さんの目論みは見事に
「美しい理由」とも呼べる
道具本来の宿命を表しています。

西條さんのHPは → http://akane-saijo.jimdo.com/

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