UNKNOWN / ASIA View vol.3

Category : 現代美術シッタカぶり
「 buggy 」

こういうリアルタイム範疇にあるミュージシャンを描いた作品は自動的に反応してしまいます。buggyさんは実はよく正体のわからない人です。なんでもデザイン事務所に勤めてから2002年にデザインユニットbuggyを設立し、今はひとりユニットとして活動されています。なんでもbuggyさんの絵を飾った、その手、つまりRock系のホテルが建っていると聞いて、なるほどこの絵が部屋にかかってたら友達呼んで夜通しパーチーだわなぁと、ニーズがあることにも感心。こういうのはあんまり説明要りませんで。まぁカウンターのカウンターは…何でしょうか?という感じの作品です。しかしかつてのロックスター(これ死語やな)の華やかだったこと!サブカルチャーとしての役回りもアートへの影響もハンパなかったと思います。そして、ウォーホールの存在の大きさに改めて気づくんですね。こういうの見ると。タッチも、イカしてます(また死語!)

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「 下村 優介 」

作品に圧倒されてしまってほとんどお話しはできませんでしたが、プロフィールを拝見するとかなりの変わり種ということになります。学生時代はラグビー選手として10年間過ごされ、卒業後はラーメン屋で働き、そして、なんと2012年というからまだ3年ほどですが完全な独学で切り絵を始められています。その切り出された線の細さに驚嘆すると共に決してテクニカルな側面だけに重きを置いたものでないことは、全体の構成などを見てもしっかりとうかがえます。これが単に切り絵作家という範疇を越えた、作品が作り上げる空間、環境を意識したインスタレーションとカテゴライズされる所以だと思います。線の細さゆえの影の作り方も絶妙で、もはや紙であることの意味性が薄れていくほどに、作品の持つ力は強靭でその存在感は切り取られた部分に通るささやかな気流と共にしっかりと観客に焼き込まれています。独学とはいわば自分との葛藤です。乞うものを自分で見つけなければいけない“しんどさ”とこうして発表するに至る完成度・精度を自分の物差しで測っていかねばならぬタフな神経も必要とされるでしょう。フィジカルな部分とメンタルな部分とを行き来しながら構築していく「自分だけの世界」はやはり見る者を惹き付けてやまないものがありました。

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下村さんのHPは → http://kirie-shimomura.wix.com/papercutart
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