「 現代美術彫刻展 2015 〜 作家15人 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2015.10.27〜11.8【 gallery ARTISLONG 】

さて、ゲスト紹介は済んで、いよいよ!

まずは日花治子さん。
あのSUZUKIでの作品がこうして深化しました。
いいなぁ、相変わらず。
針と糸で景色を作れるのは日花さんしかいませんねぇ。
このシンプルさ、この潔さ、このミニマルな感じ。

ひばな1

ひばな2

ひばな3

続いては、先日ここで展示されたばかりの多羅信綱さんの石彫。
スリットの中に入る、そこに自分を置く。
そこから見る、そんな設定も叶うひとつの宇宙です。

たら1

たら2

たら3

鎌田祥平さん独特のモチーフのコラージュとも呼べる再構成は
過去の作品からの一貫したスタンスです。
混沌としていながらも或る不思議な秩序が感じられます。

かまた1

かまた2

かまた3

並木文音さんはなんでも来いの素材を問わずに、
想うコンセプトに沿いながらしっかりと作り上げる印象が強い作家さんです。
不思議な水まわり光景です。3種のダックがポイントです。

なみき1

なみき2

なみき3

森岡厚次さんはノミ跡を残しつつも、
それぞれの作品のディテールにかなり細やかな仕上げを施し、
表情の優しさと引き算な有機的フォルムが特徴的です。

もりおか1

もりおか2

もりおか3

中島悠輔さんは木枠から生えるスズ製の二葉によって
額の中身を推し量る作用をもたらし、
空白を埋めていく感覚です。

なかじま1

なかじま2

なかじま3

田中健作さんの生業はフォトジャーナリストです。
どこへでもいつでも問題意識をファインダーに捉えて
あくまでも自身の目で確かめて実体と実在を検証します。
今回は口蹄疫(こうていえき)がテーマになっています。

たなか1

たなか2

渡邉あ衣さんは小さな犬小屋。
内装はカラフルなイラストで満たされています。
主の不在の住処のしっかりと出来映えに驚き。

わたなべ1

わたなべ2

大村洋二朗さんは子どもの絵を立体化し、
パッケージも含めての展示。
これはちょっと“つかまされ”ました。
凝り凝りのクオリティです。

おおむら1

おおむら2

おおむら3

中井佳代子さんは神戸在住のタイルアート作家。
四角いタイルをひとつ一つ丸くカットして、
珍しく立体を制作したということですが丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

なかい1

なかい2

池田友里さんのインスタレーションは
或る物語のテーマ、シーンをポンと切り取ったような
舞台設定に近いようなムードをもった作品でした。

いけだ1

いけだ2

いけだ3

佐野耕平さんの彫刻はちょっと欲しくなる作品でした。
ステンレスのミニチュアの椅子が積まれた感じが
「個」「集団」「階級」「思考」などの複合的な意味合いを放つ印象で
先の「あさごアートコンペティション」で大賞受賞されました。

さの1

さの2

山之内理枝さんの熊本い草を使った彫刻は
楚々とした佇まいに反して素材感の訴求力が強烈でした。
こういうのを見ると素材の概念というものを改めて思い知ります。

やまのうち1

やまのうち2

増野智紀さんは検索していくと
実に様々な素材と表現をされてきた方で
正に油の乗った作家さんと言えます。
忘れた豆の実からぐんぐんと伸びる芽を見ていると
ターミネーターを思い出してしまいました。

ますの1

ますの2

ますの3

岩田綾さんは写真ですが一度立体もやってみたら、
の一声で写真のトマトを別な意味で実体化しました。
写真を専門にされている人には中々の冒険ではないでしょうか。

いわた1

いわた2


以上、15名の作家さんの各作品レビューです。
あと5日間開催されています。ぜひ、どうぞ!







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