「 ムラギしマナヴ ~ 武者絵展2/死狂いの図 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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第3部:2015.12.12、12.13
【 MORI YU GALLERY 】

僕は残念ながら第1部を見逃しているんですが、この10月24日からはじまったムラぎしマナヴさんの展覧会はなんと番外編ともいうべき第3部に、遂に突入しました。それもたった2日間! もうムラぎしさんを全肯定(というか信奉者かも)している僕としては、この「オマケ展」は前情報も含めてとにかく楽しみにしていたものでした。2日間の展示にしてはあまりにもったいない!と、あまりエクスクラメーションを付けない僕ですが本当にもったいない、贅沢な展示となりました。これはムラぎしさんにとってはあくまで実験とのこと。なぜ「武者絵展2」なのかと言えば実は2009年に一日だけの展示をされているんですね。ということで大げさに言えば「再び秘蔵を!」となるわけです。なぜ武者絵なのか、それは武者への畏敬とか憧れとかではなく、ムラぎしさんの言葉を借りれば「少なくとも思想ではない意味での民族や土着のもつロマンを含む本能的な悪魔的なものないし、野蛮の魅力とその矛盾に惹かれ」続けているということです。この疾走感とパッション、突き抜け感はハンパ無いです。結構残虐な描写もありますが、なんてったって武者ですから.血は吹き出すわ、首は飛ぶわです。これはムラぎしさんにとってはイレギュラーの展示ということです。カバンを開けたら底に非常にヤバいものが入っていたという感じの(例えが悪いですな)凄まじくもファンキーでパンクな番外編、この演出はムラぎしさんの言う土佐藩家老 桐間家の御用を勤める狩野派絵師「絵師金蔵」を忍ぶ「絵金祭り」の時に彼が描いた23枚の芝居絵を公開する「絵金祭り」の、ロウソクの光で見せる演出を参考にしたものです。入り口も自然光が入らないように暗幕をしていたので、休廊と思った方も多かったに違いありません。二階では2000年ごろに制作した「CHIMIDORO」が放映されていました。当時のPCでできる限りのアニメーションということで、今ではそれがかえって新鮮に、かつエッジの効いた武者テイストがふんだんに散りばめられた、学生時代は映像を専攻していただけある作品となっています。白土三平のカムイ伝や忍者武芸帳などを彷彿とさせ、僕ら世代には妙にシンパシーを抱かせる作品ばかりで大大満足!でした。またどこかで見られることを願って!

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