「 We Made in Y.A. 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2016.01.05~01.24【 Art Spot korin 】
参加作家:家原 恵太 / 川中 政宏 / 河野 晃久/ 川村 淳平/ 久保 雄太/ Green+Artworks/ さらたに なみ/ 田中 沙知/ 田中 秀和/ 堤 圭司/ 松村 要 / 柳田 直行

さて実質的には今年最初の展覧会レビューです。新年5日からオープンというギャラリーは珍しく、なんでもメンバーが忙しくなる前にとのスケジューリングとのこと。なるほど。同じ画塾に通ったというグループ展も5回目です。僕の好きな家原さん、川中さんももちろん出展されていて、いいんですねぇ。お二人とも本当に等身大で至って自然な作品づくりをなさっている感じに思えるのは、実際はともかくとして、とにかく作品にハッタリめいたところやあざとさが無くて、変な言い方ですが、お二人ともとても真面目です。家原さんはミニチュアの家。楚々としていますね。家以外の要素は皆無なのに、それぞれの間にちゃんと空気が漂っている。やはり一つ一つの作り込みというか、ディテールですね。あえてエッジを抑えた表情はどこかで人の気配を感じます。こういうのを見ていると作品の大きさに関係なく或る力を感じます。会場に居られた川中さんとは作品を前にお話しを伺うこともできました。ニーチェのテキストを川中さんがテープに吹き込んで、そのテープの表面に塗布された磁性体を、なんと絵具に加工して、書物の中のテキストの上に筆で置いていくといったものです。この経緯はそれこそシンプルなのに説得力があって感心しました。これはテキストと人の声とそれを媒介するものが互いにインタラクティブな関係にあって、例えば朗読の現場や演劇にひとつのパフォーマンスとして表現できるとても実効性のあるコンセプトだと思います。この展開の今後にとても興味と期待を持ちました。話は画塾に移りますが、先生は「美術学校へ入学するための塾」ではなく「何をつくり、どう表現していくか」という、いわば「その先」を見据えた「作者としての所在」というものに重点を置かれたようです。入学させるために学ぶものと、そうでないものの差のようなものは実際、美術教育を受けていない僕などには想像するしかないわけですが、行く方も教える方も或る勇断を必要とすることではないかとシッタカぶってみます。ギャラリーオーナーの、すでに廃業した病院のトイレットペーパーの芯の作品なども興味深く拝見しました。これだけのメンバーなので当然様々なジャンルの作品が展示されています。写真、イラスト、漆、インスタレーション、ガラス、アクセサリーなど、バラエティに富んでいます。

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