「 私も知らない ~ 荒川 朋子 」

Category : 現代美術シッタカぶり
あ1

2016.01.09~2016.01.17【 KUNST ARZT 】

タイトルに、いよいよ、荒川さん自身が抗うことのできない「造形への衝動」ともいうべきパッションが込められています。新年の幕開けにふさわしく、思わず前のめりで柏手を打ってしまうような、秘境の神、といった風情が会場いっぱいに漂っております。丁度1年前の個展でも強烈な印象を観客に植え付けたであろう「荒川フォルム」。これを説明するのはなんとも、もったいない、と感じます。なぜなら冒頭でも述べたように、作家自身にもわからないからです。作家自身にわからないものを、わかった風に書くというのほど僕は厚かましくありません。とか、何とか言って、どうせまた御託を並べるんだろう、とお思いの方には残念ながら、ですが、こんなレビューになります。で、こう考えます。この作品を単なる「キワもの」として見てしまえないのはなぜか? それは作品そのもののクオリティが高いからです。言葉にできない、言葉にならない、けれどそこに何がしかの説得力があるのは、他でもない、荒川さんが愛してやまないと感じる事ができるほどの徹底した仕上がり、手の入れ方にあります。つい「お毛々」の方へ目が行きがちですが、これもまた、荒川さんの中でむくむくと沸き上がる衝動の一端なんですね。作家自身が植毛の手間にうんざりもされているようですが、なにぶん、本人の制御不能な衝動なもので…それにしても、実に手が込んでいます。さて、この毛に共感を覚えるひと(勿論ダメな方もいるでしょうが)はそれが何であるか、はたと気がつく時が、例えばお風呂に入っている時とか、まぐわう時とかに、あると思います(ホントかね)。それはまぎれもなく哺乳類である人間が「ケモノ=毛もの」であるからです。残念ながら僕のように毛髪が乏しい人間も居ますが、それはさておき、機能を備えたこのケモノたちが昨今、不穏な動きばかりしていて世界はどんどん悪い方向へ行こうとしています。そんな時に…話がとんでもない方へいきそうなので、このへんで。以上。


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