「 まばたきの分解 ~ 武久 絵里 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.01.05~2016.01.10【 同時代ギャラリー 】

会場でギャラリストと話しててやはり困惑しながら帰っていくひとが多いとも聞きますが、パフォーマンス修了後のトーキングイベントにどうしても参加できなかったのが悔しいです。武久さんは彫刻家ですが、ここには「作品」と呼べるものは会場と続きの小部屋に置いてある数十枚のドローイング。それもスケッチブックに一気に描かれた「○」があるだけ。武久さんは会場の中央でじっと立っています。時折少しジャンプしかけたり、ジャンプしたり、少し揺れたり、それだけです。実は2回見ているのですが、ここに入ると時間がまた巻き戻っているようで確かに不思議な気分になりました。それを言うとギャラリストは「だから目の前に時計を置いています」とのこと。武久さんは開場の12時から18時まで立って、いや立ち続けています。他人から見てもそれは「行(ぎょう)」のように感じるし、しかしストイックさと裏腹にこの場と時間を自由に使う武久さんはもしかしたら、とんでもなく自由な作品をご自身の肉体で体現されているのかなぁとも思ったりします。このギャラリーが2013年からスイス・ジュネーブの芸術家組織と隔年ごとに互いに展覧会を開くという共同事業「アーティスト・イン・レジテンス/京都&ジュネーブ交換プロジェクト」を実施、武久さんは2016年の「COLLECTING TIME 2016」に参加する作家として選考されました。今年の5月にジュネーブへ出発し6月半ばまで滞在制作・発表をします。ステートメントを全文紹介。
同時代ギャラリーのあたたかい、壁、天井、床、柱と、
私に与えられた6日間、その他つかむことのできる要素を、
伸び縮みさせたり、細切れにしたり、大きな単位で包んだり、
さまざまに味わいます。
私たちはどのようにいっしょにいることができるでしょうか。

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