「 ガロ ~ アックス ~ 長井勝一 展 」 長井勝一没後20年企画

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.01.16~01.27【 メリーゴーランド KYOTO 】

もし「ガロ」が無かったら、という想像は、文字通り想像の域を出る事はない。では「ガロ」が存在することの意味・意義は、という想像も、するに値しないほどに、無意味なほどに、僕たちには当たり前の「そこにあった」からである、という一点に帰結する。当然の選択だった。手塚治虫の虫プロによる「COM」もあったが、僕の周りでは圧倒的にガロが支持されていたように思う。ここから登場した漫画家は枚挙にいとまがないが、やはり長井勝一という編集者と白土三平という希代の漫画家がタッグを組んで創刊した瞬間に日本の漫画史に大きなエポックメイキング、句読点を残したことは間違いない。元々は「カムイ伝」の連載を目的としていたガロの、埋もれてくすぶっていた漫画家を掘り起こしたという業績とガロ系とそうでない系とに漫画を大別するほどの影響力は今もって伝説中の伝説となっている。会場にはゆかりの作家たちの原画、スケッチ、立体などが所狭しと展示され、販売されている。当然、ど真ん中世代のお父さんたちが懐かしそうに書棚を覗いたり、かつて自分が夢中になったであろう時期のガロを手に取って愛おしむように読んでいる光景は、全共闘世代(今なお無責任な終結という感じがぬぐえないが)そしてその後を憧れの眼差しで追っていた僕らの世代に共通する一種の邂逅であろうと思う。白土三平・水木しげる・つげ義春・池上遼一・泉昌之・内田春菊・蛭子能収・川崎ゆきお・佐々木マキ・杉浦日向子・鈴木翁司・滝田ゆう・永島慎二・ねこぢる・根本敬・花輪和一・林静一・ますむらひろし・みうらじゅん・村野守美・小林よしのり・しりあがり寿・安西水丸・ひさうちみちお……フッー、きりがないので、このへんで…

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