「 山田 裕子 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.01.26~01.31【 ART FORUM JARFO 】

どうやらモチーフはめぐちゃんです。もう10年以上もこのモチーフに関わる制作をされているという山田さんは一見して、雰囲気が違うなぁと思ったら、ダンサーでもありました。もしかしたら舞踏系かしら…さて何となく緩やかな禁断の匂い、でもないのですが、多分この作品は女性と男性とでは見方がちょっと異なるかも知れません。「女子」というキーワードが現代美術に大きく関わるようになってからずいぶんと経ちますが、山田さんとしてはガーリーからエロへの変容については懸念もされています。エロっていうのはどんどん奥へ入って快感とは別の、つまりセクシーとは違った解釈を伴うものでもあるわけで、伝えようとする側と受け取る側の温度の幅というものもポイントになるかと思います。会場はほぼメイドである彼女が「らしい」ポーズをとった作品が展示されています。少女めぐちゃんが“女性”へと羽化した等身大のプリント作品も中々に美しいものがあります。そもそもメイドのコスチュームの出自は、というと、シスターが作業するために修道服の上からエプロンを付けたものという説があります。ロングドレス仕様のヴィクトリアンメイドとミニスカート仕様のフレンチメイドの二種類に大別されますが、カフェに代表されるように一般的にはフレンチスタイルがメイド服として認識されていますね。メイド→ゴスロリという脈絡は当然のようにあって、これこそ日本オリジナルといえる独自の「メイド文化」であると言う人も居たりします。海外でははっきりと「ジャパニーズメイド」と呼んでいたりもします。さて、山田さんの作品はあくまでフェミニンです。一番核となる部分をしっかりと抽出して、ご自分の作品のアイコンを確立しています。プリントアウトされた上から墨描きしたり、刺繍を施して作品に立体感を与えています。加えて登場するめぐちゃんのコスチュームも全て手作りされていますので、スケッチをした想像上のメイドとは違います。着物の裏地をあえて反転させて山田さんがディレクションした作品も「KIMONO」風なイメージを作る為に苦労されています。

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