「 天牛美矢子 + 長谷川由貴 ~ MOTEL vol.3 Port town 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.02.095~02.14【 KUNST ARZT 】

天牛さんはお会いしたことはないのですが、確か昨年の京都市立芸術大学の卒展での作品が強く印象に残っていて、先日の「 琳派400年記念 新鋭選抜展 」でも何かこうじわっーと波動が押し寄せてくるような独特の雰囲気を醸し出す作品を展示されていました。染織専攻でしたね。長谷川さんは昨年秋口の個展を拝見。訪れたひとにだけ見えてくる風土感・空気感を映し、神々しさと開放感、と同時に微量な排他的閉塞感も匂う絵画作品を発表されていました。どちらの作風も観客を「彼方」へ誘(いざな)い、運び、後から思考が追いついてくるようなタイムラグが密かに感じられる作家さんだと思います。そんなお二人が作られているアートノート「MOTEL」はそれぞれの作風のアナザーサイド、アナザーエリアで、ご自分の作品づくりにまつわるストイックさ、ストレスから解かれて、キャッチーな感覚で編まれた冊子です。今回の展覧会はその冊子の4号という位置づけのものでテーマは port town=港町 です。ここから連想されるものをスケッチ、ドローイング、インスタレーションなどで表現しているのですが、とにかく会場の設えが気持ちよく、まるで映画館の映写室の中にある別世界に迷い込んだような楽しさにあふれていました。ベッドにばらまかれたスケッチが道中のエピソードを語るかと思えば、パッチワークがスーベニールのように思い出をかき立て、ご当地の香りや喧噪、波の音や船員の掛け声などが一緒くたになって聞こえてくるようです。どちらがどちらということのない、絶妙にバランスのとれた素敵な展示になっていました。しばし旅のご気分、ボンボヤージュ! そう、BGMはハリー細野のトロピカル・ダンディかな。(ここをバーに見立てて一杯やったら最高!だったでしょうなぁ)

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