「 未来の途中のリズム ~ 美術・工芸・デザインの新鋭10人展 」その1

Category : 現代美術シッタカぶり
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出展作家|むらたちひろ/河股由希
2016.01.12~02.27【 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 】

琳派400記念 新鋭選抜展での、大気の揺らぎや、目視できないRGBの交錯を思わせる作品が鮮烈な柔和さといった印象の強かった村田ちひろさん。京都市立芸術大学院工芸専攻の出身である村田さんは布への染色というよりも、かなり絵画的にシフトされている作風を持った方で、一度染めたものを水によって滲ませることによって画面に大きな動きを作ります。会場ではかなり大きなサイズの作品が展示されていて、好天だったこともあって窓から射し込む光とのコントラストがうまく作用されていて、見ていて大らかな気持ちになります。村田さんの作品は野外での広い敷地に掛けられると作品の持ち味が一層際立つような感じがします。河股由希さんは京都市立芸術大学院の版画専攻出身の版画作家さんです。アクアチントと呼ばれる、金属を腐食させて版を作る手法でエッチングとは異なり、濃淡を表現するのに適したものです。この手法の特色を“極めて特徴的”に画面に表した作品は圧倒的な存在感を放ちます。風景の中にあるモチーフは作者が言う「解体」と「整理」を重ねる中に豊かなレイヤーを示し、重層的に周囲の気配を見事に映し込んでいきます。黒/白とその間を行き交うゆらぎ。村田さんも河股さんもそれぞれに作品の域をはみ出すほどの豊穣な情感が見てとれます。

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