「 Hole of Mole ~ 池多千里・島村 薫・鈴木 那奈 」

Category : 現代美術シッタカぶり
2016.03.01~03.06【 gallery MARONIE/gallery 4 】

京都造形芸術大学 通信教育学部で洋画を学んだグループ展です。通信制であることの「何が」違うのかということはおそらく、通信制でない学生に問うても的確な返事は帰ってこないと思います。それぞれの通信である「理由」があって、そして然るべき「絵を描く理由」があって、そしてスクーリングを長短含めて何度かやり、先生の添削を受け、持ち帰り、また黙々と絵を描く。これは大学という環境や仲間たちに囲まれながら制作しているひとには、見えない、だからこそ、また逆に言えば通信制だから見えてくることも多々あるのでしょう。ただここには通信制だからどうとか、こうとかの、一切の過剰な思い込みを全く抜きにて、素晴らしい作品が並んでいて驚きました。ただ、すいません。これは5人展ですが、今回は女性3人のレビューにさせていただきます。お二人は20代、一人は結婚もされている方です。それぞれにお仕事をされながらの制作ですが、おや?、これにはちまたの作家と言われるひともおちおちできないぞ!というほど、それぞれの方の作品の完成度は高く、特に各自のポートフォリオは眼福そのものでした。鈴木那奈さんの、光の取込み方を考えながら皮膚の表面そのものに余計な要素を描きすぎない寸止め感、アップにしても充分に美しい絵そのものの肌合い、コントラストの妙。池田千里さんの、もう熟練の筆致、影とそうでない部分との対比、その色彩センス。カタチをしっかりと捉える正確な眼。そして島村薫さんの、対象を凝視しつつ大胆な画面構成で、しかも「描きにくい」シチュエーションへの果敢なまでの挑み方。そして。どれも素晴らしく、そして恐ろしく美しかったです。どなたも柔らかなコードの中にみっしりと納まっている束ねた電線のように「芯の強さ」を見てとりました。これからもぜひとも、頑張ってください。ありがとうございました。写真は紹介の順です。

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