我、じっと足を見る…「マリコマエクボの足★日記2」

Category : 現代美術シッタカぶり
足2

足1

5月26日→5月31日【ギャラリー射手座】

自分の「足」を描いて、すでに10年。
毎年のように行くというヨーロッパの都市を借景に足…
メキシコの乾いた空気の中の、なんだかホームシックにかかったような足…

正面は大判のアクリル画。
床には大量のタイルに油性ペンで描かれた足たち。
足に着目したのには明快な理由があるはずである。
何よりも、いつでも描ける。

日記にはドローイングというかスケッチが
自由で伸びやかにノートを這い回り、
風景写真がコラージュされている。
生足も当然、貼付けられている。
ケガをしているらしき足も見える。

ある時、このモチーフ(と言っても自分の一部)に
はたと気がついた。
これで行こうと決まった瞬間は、心浮き立つであろう。
問題は“継続の力”をいかように維持するかと言うこと。
足の表情を捉える、そのこと自体は立派にアートとして成立するし、
あるシンパシーを感じる観客も多いと思う。
しかし、惜しむらくはそこに“時間”“場所”“空気”が反映されていない。
足だけ描くなら、自室でアトリエでいくらでも描ける。

彼女の「足」は“状態”や“表情”のあらわれとして描かれる。
僕なら裸足の足の“居場所”を明確にしてあげたい。
世界でなくてもいいから、いろんな土地を踏んだ証拠を残す。
女性なら男に腹の上にのせた足があってもいいのだ。
そのくらい「生臭い」主張をして欲しかった。
それを記録としてファイルする。
足は移動の最初で最後のツールだから…


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