「 M O R P H 」今尾 拓真

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.02.27~03.05【 元・立誠小学校 】

先日の元崇仁小学校での「Open Diagram 」での展示もとても興味深いものでしたが、この「手動式(正確には足動式)」の装置の音がやっと聴けたということでなんだかホッとしています(笑)会場にも今尾さんが居られていろいろとお話しさせていただきました。この装置はどこもFIXではないので、バラバラにすることができます。その理由を搬入出のため?というオバカな質問をしてしまった自分に少々反省しました。これは確かにモジュールであるのですが、同時に可変性、準フレキシブルな構成でもって、現場に合わせてパーツの取り外しを可能にしています。つまり今尾さんはこれを「固定化されたオブジェ作品」として「展示」するのではなく「そこ」に「置かれる」、環境装置の一部として考えています。人が居て、音は発せられ、それを人が感知し、判断する。音も常に浮世を成す構成要素のひとつとして厳然と存在しています。しかし音は(例え記録していても)その場から忽然と消えていきます。この関係性は先日の空調設備から出る風圧によって笛やハーモニカを鳴らすといった作品とはまた趣が異なるもので、かなりアナログな作りでもあり、ある見方では遊具とも解釈できるほどにカタチそのものはギミック丸出しです。僕なんかは最初に見た時に釘付けになりましたね、この姿に。丁度、今尾さんがカメラを構えて同じ有志である杉本憲相さんが踏み板(鍵盤といった方が面白いですね)に乗っているところを動画撮影している最中でした。僕も乗らせていただきましたが、ちょっとコツもあったりで愉しかったです。もうひとつは「変化する彫刻」とも言えるもので、ここの小学校の謎めいた地下への雨樋を利用しつつ、ビニール管を継いでいきながら、やがて自重で傾いていく様子をカット割りでスライドショーにした映像にした作品があります。会場地図を見ながらでないと見過ごしてしまうものですが、正にこれが今尾さんの狙いでもあります。従来の施設の一部を「利用」することで限りなく作品を環境と並列に見立てる。この展覧会のタイトルにある「記憶の断片がモーフィング(Morphing)のようにシームレスにカタチを変えながら、やがて全くの別物になる」ことを表しています。ここまで書いて何ですが、非常に言葉足らずのところもあり、というわけで、今尾さんのHPにいらしてください。↓
http://imao-takuma.jimdo.com/


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