京都造形芸術大学 大学院 修了展

Category : 現代美術シッタカぶり
2016.02.27~03.06【 京都造形芸術大学 Galerie Aube 】

なぜ、大学院へ行くのか、という今さらながらのテーマに或るサイトで応えられた現役学生の記述に見入ってしまいました。「社会と美術の関わり」という話は耳にタコと思われる方も、やはり突き詰めて考えていくと、大学院の存在理由と大学院が成すべきことと、大学院に行くということの自らのプレゼンテーションをそういったスパンで摺り合わせていくのか、ということですね。学校という「囲われた場」で当たり前ですが、右も左も学生だらけの中で「今後」へのビジョンを明確にするためのポジティヴなモラトリアムの場と考える人もいれば、磨きに磨いて自分の作品を「実体化=経済化」していこうと思う(つまりどうやって食っていくかという)ひともいます。社会に適合する美術家なんて、よくよく考えてみれば変な表現ですが(まぁ適合をどう捉えるかという尺度のようなものにも左右されますが)わかりやすく言えば、ある方が言っていた「プロデュースする力」を院で特化してやるべきだということかもしれません。「美術作品をショービジネスのモチーフで説明してもらい、美術の論理なんて知らないが、売れなきゃただのゴミである」というような極論を言い切れる立場のひとに徹底的に教えてもらう、というこれも極論かもしれませんが。ところで京都造形芸術大学大学院の修了展はさずがに見応えありです。なんというか良い意味で「まろみ」が備わってます。勿論ご当人は切磋琢磨・試行錯誤、果ては自暴自棄の末の難産かもわかりませんが。ダダーッと日本画+版画の紹介です。画像は下記の順です。

長谷川 早由:space(石膏、墨、顔料)
藤木 圭:狭(高知麻紙、岩絵具、膠、胡粉、墨)
陳 芝廷:いまどこ?(岩絵具、雲母、和紙、膠)
寺川 成美:闇(高知麻紙、顔料ペースト、岩絵具)
中島 順子:情念(高知麻紙、膠、墨、胡粉、岩絵具)
向井 愛香:家族のケーキ(ハーネミューレ紙、油性インク)
近藤 沙桜里:受容の器(ハーネミューレ紙、油性インク)

院1

院2

院3

院4

院5

院6

院7










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