「 MAX KONG マックス・コン ~ How do I begin 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.03.22~03.27【 ART SPACE NIJI 】

青と赤の印象的な作品は画像で見るとミニマルアートのようにも見えますが、実はとても手の込んだ作りになっています。通常こういう作品の場合はデータ入力してアクリル板をカットして、というような作り方になるのかなと素人は考えますが、素材は木です。見る角度によって表れたり消えたり、というのも光を受ける角度への視点が変わると途端に正体を隠したりするんですね。木を削る、という行為によって、ある意味で単純な構造ゆえの効果や訴求というものへ繋げていく、その感覚がアナログな手法によってこそ成立するということをこの作品を見ていて痛切に感じます。上下のはみ出し、つまりそれぞれの長さのランダムさというものも、この作品に多彩な表情を加えています。ステートメントは実に明解で「作品の完成形を創造するのではなく、どう創造するか、というプロセスを重視している」というものです。ですからこの作品(コンさんにとって象徴的な作品と勝手に解釈しています)のみならず、他の作品に通低している「素材による肌合い」というものが大きく作品の印象を決定づけているように思えます。木材、セメント、レジン、絵具など、それぞれの素材の持つ特性や質感の「表情の変化」が作品を構成する上での大切な要素のひとつになっているのではないでしょうか。つまり「その形が出来上がる所以」と素材が見事にフィットしているということです。同じくアーティストである日本人の奥様がいらっしゃるコンさん。スラリとした長身で人懐っこい笑顔のスタイリッシュなシンガポリアンは世界各地で作品を展示し、多数の受賞歴を持ち、シンガポール美術館や公共スペースから個人まで広くコレクションされているということです。

マックス・コンさんのHPは → http://maxkong.com/index.html

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