「 嘉辰令月 ~ 服部しほり 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
服部

2016.05.17~05.27【 蔵丘洞画廊 】

さて日本画をどう定義するのか、という、
いささか面倒な話はともかくも、
ここの主人の挨拶文を読むと、
なるほど「日本画の復権」というキーワードが出てきます。
復権には様々なニュアンスが込められていますね。
熟達の画家の「起死回生」にも聞こえますし
「ニッポン画」を名乗る誰かのように勘違いな戦略が、
そのまま、ちやほやされて、もてはやされて、
有頂天になってるヘンテコな状況もあります
(すいません、これはあくまで私感ですので)。
服部さんの絵というのは、
そんな小理屈なんか意に介さない「抜け」の良さがはっきりと見えます。
もう力です、ええ、ちょっと向かうところ敵無し。
この方の絵はメラメラとした情念のようなものを、
実に巧く画面に取込みつつも、あまりに独特なモチーフ、
その強烈さに腰が引けてしまうひとも居ると思います。
それは「有り得ない世界」の迫力です。
有り得るわけがないのに妙に説得力がある、というものを求め、
その作品を目にした時の衝撃の大きさに酔っている自分を
ずっと取っといておきたいのかも知れません。
奇想というと、もう奇想という枠以上のものに気付かなくなりますが、
服部さんの筆致、筆痕から読み解くものは、
正に画廊主人の言うところの「筆の線による日本画」に他なりません。
この若き逸材に宿る超絶な見立てと創作力にまずは驚いてください。
それはあなたのキャパシティを何なく越える現代性に満ちていながら、
いにしえへと何なく自由にワープする超時代性を実感させるものと確信します。
インチキなニッポン画など一蹴するほどの。
あと3日です。是非!

服部さんのHP「服部宇宙」は → http://www.hattoori2.com/










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