「 ベリーマキコ 絵画展 ~ 秘密の花園 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.05.07~06.19【 ギャラリー恵風 2F 】

この絵を描いたひとに会いたいなぁ。
一介のギャラリーメグリストとして、ふっと、目の奥から鼻へ、
そして脳のどこかにある海の上で揺れるように切望する、
そんな時があるものです。

何年前のことか、ベリーマキコさんの絵を見て、
ストンとエアポケットに落ちたような快感を得ました。
その時以来、この方にいつ会えるだろうかと。
そして(僕の勝手ですが)やっとお会いできました。
なんだかアイドルに会ったような気分でした。

先日の第22回「尖」展で招待作家としての作品を見ることができ、
そしてまた違ったニュアンスでもう一度作品に再会することになりました。
5枚の大作は実は一つに繋がる超大作なのですが、
あえてか、ここでは並べ方を変えて展示されています。
そして観客はそこから新たな物語を想像する愉しみをもらいます。
一枚の画面の中に様々なモチーフが飛び出す絵本の如く、
どんどん出てくる中で、やはり誰が見ても
マキコさんであることがわかるというのは実に素晴らしいことです。
もうタッチとかディテールとか筆致とか(あれ、みんな同じ、ですか?)ではない、
そんなものを凌駕した理屈抜きの味わいがどの作品にもあふれています。
こういう風に思ったものが描けたらどんなにか楽しいだろうなぁ、
普通に素直にそんな風に思える絵。

プロフィールの「自然児として育つ」というフレーズをなぞるたびに
京都・亀岡の自然を常に身近に受けとめてすくすくと育ち、
自然を相手に遊んでいる姿が浮かんできます。
そして、もうひとつの特徴的な経歴に、
美術大学卒業後にメトロポリタン美術館東洋美術修復室で修復作業に従事、
というものがあります。
僕にとって、この二つが妙に残るんですね。
自然児と修復。およその真逆のような二つの事象を亘るレンジの広さの中に
明らかにマキコさんは居たわけですね。

マキコさんの色、マキコさんの線、秘めやかに何かを語ろうとする人物たち、
彼方と此方の間の誰かと誰か、夢の続きみたいな景色、
もしかしたら超ワイドな走馬灯、
そんないろんな世界に出会えます。
お花畑は19日の日曜日まで開園しております。

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