「 馬場 佳那子 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.06.21~06.26【 galerie 16 】

確かに自転車でトコトコ行くには最も遠かった
Kodama Galleryでの展示を見たのはもう4年前になるんですね。
「set」とタイトルされた個展はスイーツの描写が、
淡々としていながら作家の対象への、
そっと降り立つような視点が素敵な展示でした。
この人、食べることが好きなんだなぁという感じが
とても素直に伝わってきました。

今回も全体的なテーマは「食べ物」です。
馬場さんは「あの時はなんとなく捉え方が甘いかった感じがする。未完成かなぁ」と
仰っていました。
食べ物を題材にする作家さんは結構多いです、特に女性が。
自分の手法を用いて、食べ物を見立てるということはまた、
共感度も得やすいのですが、
それだけに最大公約数的な表現に留まってしまうリスクも伴います。
馬場さんは言います。
「カタチを描写するのではなく、触感や食感を表現したいんです。
例えばフワフワとか、しっとりとか」
この“当事者”だけの愉悦(だけとも限りませんが)のひと時を
どう支持体に転化していくかというのは、
結構難しいことだと思います。
要は「舌」で描いた絵、ということ、ですか。

4年前の時に、その色使いが気に入って検索してみてすぐに思い出しました。
今回はさらに中に中に入っている感じがします。
「食べてる時が至福の時」と柔らかく笑う馬場さん、
とても魅力的な方です。
冗談で言ったんですが、
なんなら人参とかパセリとかでオリジナルな絵具を作って描いたら
会場は妙な匂いで満たされますが、
面白いんじゃないでしょうか、なんて。

今後の展示もとても楽しみな作家さんです。

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