「 前川 紘士 〜 むこうスタジオのオープンスタジオ5 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.06.25・06.26【 むこうスタジオ 】

「むこうスタジオにて(その4) 〜 前川 紘士さんのこと」
昨年暮れのgalley PARCでの展示で巨大な多面体オブジェがなんとも痛快で、
その次にくる感覚が「理数系」でした。
常々思うのは、情緒的で情操教育のうんぬんと言われている音楽とは
なんと理系な仕組みによって構成させているのだろうということです。

前川さんの作品にも同じような印象を強く持つんですね。
それは「質と量と形状」の成り立ちについての「思い込み」について
前川さんのナイフでスッと切り込んでいく感じ、です。
前にも書きましたが「手に余る」という概念でしか理解していない語彙も、
では実際に片手に握れるものという “例え” は
先の質・量・形と言ったものとどう繋がっていくか?ということへの
前川さんなりの提示の仕方が絶妙で、
この方の独特な着想の「洗い出し感覚」に強い興味を持ちました。
量ということで言えば、
一滴の絵具がどこまで「面積」として再構成され、
視認できうるかという作品なども、
作家の思惑を越えてひとつの絵画としてきちんと成立しているところなど
理系と文系と美術がエッセンスとして
渾然と交わるパスタのような(?)風合いを醸し出していますね。

スタジオにもありました、銀色に鈍く光る多面体が。
あまりに大きいのでパーツに分けて天井から下げられていましたけど。
美術制作の枠を越えた多くのプロジェクトにも関わりながら、
今後もさらに「そうか!」の落とし穴を堀り、
その穴に降りる梯子も作りながら、
企んでいる前川さんが居ることでしょう。

尚、最初の画像はPARCでの展示です。

前川さんのオフィシャルサイト→ http://www.kojimaekawa.com/

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