「 迎 英里子 〜 むこうスタジオのオープンスタジオ5 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.06.25・06.26【 むこうスタジオ 】

「むこうスタジオにて(その5) 〜 迎 英里子さんのこと」
さて、最後の紹介は紅一点の迎(むかえ)さんです。
今年3月のgallery PARCでの個展「アプローチ2」で、
僕自身の現代美術観というものを一回リセットさせてくれた迎さんでした。
僕たちが知っている構造や過程というものは、
実は概念としてぼんやりと認識していますが、
では子どもたちから質問されると、さてどうでしょう。
スマホで検索、となっても、
今度は噛み砕いて彼らに説明することは果たしてできるでしょうか。
もちろん基礎的な知識というものは必要だと思いますが、
全てを “そこから” 始めることが答えとして叶っているのかというとそれも疑問です。
つまり机上の説明として、という意味で、ですが。

迎さんのアプローチというのは、身の回りの成り立ちについて、
手作り感満載の装置+自らのパフォーマンスで
「物事の理解」を指し示す作品となっています。
前回の個展では「石油採掘」がテーマでした。
牛や豚がどうやって食肉として加工されるか、
また雨はどうやって降るのか、など、Eテレなテイストで
(そう、細野さんとか片桐さんとかがホストで紹介しそうな)
ガサゴソと真摯に制作に勤しんでおられます。
なんというかピタゴラスイッチな現代美術的表現、なんでしょうか。
迎さんのレビューで「行為による身体的・知覚的実感」という言葉を使いました。
スタジオでは「妊娠した際の骨の状態」を
構造的に見せるインスタレーションの雛形がありました。
思わず迎さんに「理系ですか?」と訊いてしまいました。
なんとなく「元々超理系で、どこかで現代美術家としての啓示を受けたのかな、などと。
(実際はそうではありませんでした)
次の個展がとても楽しみな若い作家さんです!

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