「 小野山 和代 展 〜 折形 2016 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.06.11〜06.25【 GALLERYRELLAG 】

このギャラリーは例外もありますが、
やはりテキスタイル、ファイバーアートに特化しています。
それぞれの作家さんの「布」へのアプローチもさることながら、
女性ならではの細やかな視点と同時に、
その「扱い方」に感服することしきりなんですね。

重厚なタペストリーにはもちろんそれなりの
構成力、重力、密度の表出を見ることはできますが、
元より薄くて、軽くて、細い素材である繊維をどうやって
「表情」に変換していくかというアイデアに
このジャンルの限りない可能性を見るように思います。

誤解を恐れずに言うと、女性のモノの「活かし方」ですね。
このジャンルでの作品制作には、この「活かし方」が
大きく関わってくるような気がします。
例えば小野山さんの個展で置かれた「折った花(状)」のオブジェは
紗のように透けたポリエステル素材ですが、
ご本人も「あまり魅力的な素材ではない」と仰り、
つまりはそれゆえに「表情の引き出し甲斐」があるということなんでしょうね。
作家さんなりに燃えてくるのかな、なんて。

この花(状)の制作に余る生地を帯状に切って、折って
(このへんにブレないスタンスを見ます)熱を加えて独特な
新しい「面差し」を創ります。
加えた熱が低いと接着しない、
高いと溶けるという、やはり素材としてもやっかいなようですが、
ジワッと果敢に挑む小野山さんの作品から立ち上るのは、
その手腕が成し得た美しい所産です。

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