「 あなたに話したいことがある 〜 佐々 瞬 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.06.25〜07.24【 ARTZONE 】

先の「うたが聞こえてくる暮し」の「特別編」とでも言うのでしょうか、
1階会場の奥のブースでの映像作品です。
さて、作品の撮影許可をお願いし、
この展覧会のキュレーターである藤本悠里子さんが挨拶に見えて
無事許可をいただき、観覧することに。
なんとそこに当の藤本さんが出演しているではありませんか。

さて、美術系大学に在学の学生さんの杞憂、それは未来、です、
ええ、確信を持って。どこかで訪れるのだろうか、私の岐路は。
そんな感じです。アーティストとして、またはプロデューサーとして
“食べて” いきたいという切なる希望と現実のギャップ。
特に卒展後のグループ展とか、皆さん、あまり顔色も冴えません。
何のために4年〜6年を費やしてきたのか、という思いは確かに重いのです。
この個展のキュレーションを務めた藤本悠里子さん
(京都造形芸術大学のアートプロデュース学科4回生)も
一生の仕事にしたいと選んだ道です。
今回は締めくくりの仕事として取り組んできました。
詳細はここでは述べませんが「一身上の家族の都合」に
自身の未来は大きく揺らぎました。
何を担保に “退かねば” ならないのか、
これは当事者にしか分かり得ない苦悩であり、
家族が居たからこそ、好きな学校へも入ることができたというリアルは
そのままのサイズで冷凍保存されます。
そんな身の上を作家である佐々さんに打ち明けると、
作家はさっそく実家へと赴きます。
つまりは、これもひとを巡る旅、です。
佐々さんが書いたラップの歌詞で歌い、
お父さんと藤本さんと佐々さんが踊るシーンは
可笑しみと切なさが一緒くたになって観客の気持ちと交感します。
結果的に実家を継ぐ、という大英断をされた藤本さん。
僕はエールを贈りたい気持ちでいっぱいです。
きっとご実家の仕事をアートに活かす橋渡しをされることでしょう。
アートは決して特別なものではない、という、
はなはだ無責任な前提の上で、ですが。

お話しありがとうございました。
そしてとてもいいお父さん、です。
これも多くの皆さんに見ていただきたい作品です。

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