「 髙木 智子 個展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.07.05~07.17【 ギャラリー恵風 1F 】

何げなく街を歩いて目にする奇妙な取り合わせ。
なぜゆえ、ここに、これが、在るのか。
どういう “つもり” でここに置いたのか、
この推し量りかねる一種の現象。
これは多分、髙木さんでなくても変だと感じるのだけれど、
でも、触覚は要ります。
その温度を離れた距離からでも察知するセンサーは備えていないと、
それがモチーフにまでは届かないんです。

一見すると破天荒にポップな作品に見えますが、
髙木さんの中で実に細やかな検証がなされていて、
3年前に描いたモチーフを引っ張り出して「当時」の視座と現在の
「まろみ=経験値に則した見立て」の間を何往復もしながら、
でも、結局作家は「その時」から何が足りなかったのかという判断よりも先に
色が乗って、その肝心なモチーフが
「素材」ではない「意志」のようなものへ変換されていく、
その過程を自ら面白がっているようです。
説明されるとわかる輪郭、
例えばバルタン星人とか。
異なるものの空間共有、つまり
「馴染み」というものの不可思議さをフォーカスしています。
アルキド樹脂に絵具を混ぜて描いています。
こってりとしたテリ感、盛り上がる色の境界線、
ストロークの潔さ、「生きた線」なんておこがましくて言えませんが、
もっとおこがましく「線は生きている」と言ってしまいます。
実に愉しくグルーヴしています。

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