「 Chih-Hung KUO / 郭 志宏 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.07.16~08.14【 MORI YU GALLERY 】

簡潔に風景を描くというのは、
要は誰が見ても理解できる臨場感を画面に持ち込めるか否かということではなく
「そのひとが見たもの」を観客がどう共有できるのかということではないか、
などと相変わらずシッタカぶります。
ですから共有できる部分の比率の問題でもなく、
強弱の程度でもない、極めて個人的な視点、
それをオリジナリティと言ってしまうといかにも安易ですが、
人の目の事象の捉え方がこうも違うものか、
あるいはChih-Hungさんの場合なら風景から何を抽出しているのか、
何を示したいのかということになると思います。

台湾は台北出身のChih-Hungさんの作品は
森裕一さんがテキストされているように
違った山々、アングルから見ているのに風景に共通した違和感のない
一つのイメージが浮かんできます。
まるで彫刻のように、しなり、うねる自然木のフォルムに、
僕は人間の筋張った筋肉の束を見たりしました。
そうなるともうこの木々は途端に活き活きと動いてみえてくるんですね。
ほぼ共通しているのは手前の対象物から見えるその向こうの
広大な光景との対比、画面を走る大胆な筆致、
モチーフを最小限に絞った、
タイトで小気味よいリズムをもった印象の作品です。

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