「 Moment of Sight 〜 日本画の新しい様相 」

Category : 現代美術シッタカぶり
P8070048.jpg

寺脇扶美/松野木望会/水野悠衣
2016.07.15〜08.28【 ギャラリーいのくま亭 】

日本画の三人展です。
寺脇さんは先のPARCでの展示
(展覧会企画の公募から3名(組)が採択されたもの)を見逃しまして、
で、その後ご本人にもお会いすることはできたのですが、残念でした。

今回の三人の作家についてはあくまで日本画の若い作家の作風を並列に展示することによって、
差異というよりはそれぞれの特性を示そうとする展示のように思えます。
それぞれの作家を捉えるに最適であろうと思われる作品、ですね。
というのも、この三人の作家に共通するのは「日本画」という
カテゴリのみであって、誤解を恐れずに言えば画材の選択と、
その利点難点がどう各自の作品に反映されているかという視点からでも
充分に鑑賞の肝として成立するのではないかと思えるからです。

とてもアバウトな言い方になりますが、
観念的な描写、具象に限りなく近い描写、ミニマルな描写という特性の分別もできますし、
女性三人の対象へのアプローチの方法の仕方の妙、
また色目についての独自性、画面構成なども大きな興味の的になります。

寺脇さんの前回の個展についてのステートメントに「視点の分解と構築」という一文があり、
突き詰めるベクトルの強さを感じると共に支持体に刻まれたエンボスなどに
寺脇さんならではのアイデアを見ることができます。
松野木さんの海をイメージした風景は水平線を中心に置いた茫洋としながらも
刻々と変貌する表情への憧憬を感じます。いつまでも飽きのこない絵、です。
水野さんはここでも複数回紹介させていただいている、
いちファンとして作品を見ている作家さんです。
これもまた岩絵具であることの水野さんの「モチーフと画材」の関係性や
ご自身の作画定理というものが見てとれます。
会期は夏休みを挟んで、8月26日から28日の3日間を残すのみとなりました。

P8070049.jpg

P8070050.jpg

P8070051.jpg

P8070052.jpg

P8070053.jpg

P8070054.jpg

P8070055.jpg

P8070056.jpg










スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

58カ国語に翻訳
English
お越しいただきありがとうございます

den

………………………………………
アート・ドキュメント・ブック・
ミュージック・演劇・ダンス・
朗読・時事・ひがみ・そねみ・
やっかみ・おせっかい…
などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
のんのんとしたブログにお越しいただき
ありがとうございます。
………………………………………

ここから、また…
最近の書き散らかし…
こんなこと書いてます
こちらへもどうぞ!