「 おなじ足跡、ちがう足音 」

Category : 現代美術シッタカぶり
P8070001.jpg

出展:乾榮里子/木村友美/濱谷綾菜
2016.08.03〜08.08【 ギャラリー北野 】

京都造形芸術大学 大学院2修士課程2回生の三人展です。
共に日本画でありながら三人三様の作風がバランスよく無理なく展示されていて、
見ていてとても気持ちの良い、心地良い鑑賞でした。

三条河原町という「喧噪の立地」とも言える場所に
ひとときの涼やかな風を感じました。
三人ともモチーフは動物。
濱谷さんは生き物が潜む気配を、風景を描くことで暗に予感させるような作風で、
うねるような木々や山々の稜線に有機的な動物そのものを喚起させます。
そして日本画のいわゆるツボを押さえつつ、
正統な画法に乗っ取ってリアルな動物たちを一つの画面に違和感なく
同次元的にマッチングさせた独特かつ、
決して安易な取り合わせに終らない、
自分の世界観をしっかりと表した乾さん。
見方によればかなり「雅なポップ」でもあります。
最後は日本画の新しい表現の一端として、シルエットや線画、
または文様を用いながら描いた木村さんの作品。
こういう絵を日本画として無理矢理に見る必要は
もしかしたら無いのかも知れない、と思わせるほどにリリカルで、
なおかつ誤解を恐れずに言えば、ガーリーな風合いです。
おそらくは抑制の利いた色目と絶妙な配置感覚が木村さんの肝でしょう。
三人は来年卒業されますが、
やはりこれからも日本画を描き続けていたいという強い想いがあります。
今後どこかでどなたかのお名前を見聞きされることと思います。
益々のご活躍を! 
なお、アップ画像はランダムです。

P8070002.jpg

P8070003.jpg

P8070004.jpg

P8070005.jpg

P8070006.jpg

P8070007.jpg

P8070008.jpg

P8070009.jpg

P8070010.jpg











スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

58カ国語に翻訳
English
お越しいただきありがとうございます

den

………………………………………
アート・ドキュメント・ブック・
ミュージック・演劇・ダンス・
朗読・時事・ひがみ・そねみ・
やっかみ・おせっかい…
などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
のんのんとしたブログにお越しいただき
ありがとうございます。
………………………………………

ここから、また…
最近の書き散らかし…
こんなこと書いてます
こちらへもどうぞ!