「 飯田 真人 〜 2016 newmodel exhobotion 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.08.20〜08.28【 gallery morning 】

例えば、窓の無い鮮やかなグリーンの4両連結の電車。
ギャラリストの会話を耳に挟んで
「電車乗ってもスマホ。なら窓なんか要らない」なるほど…
飯田さん、おもしろくなってきましたね。
さて、小ちゃい子が「なんで窓ないの?」と訊く。
先の理由を話してもわからない、いや、もしかしたら、
わかったりして…
それってコワいな。
みんな頸椎の病気になるぞ、そんな下ばっか向いてたら…って老婆心が囁くような、
ストーリーが作品に丁寧に均一に美しく塗られたアクリルのように、
なんだか以前の、職人的ニヒリズムと
極端なディテールの引き算の兼ね合いの面白さから、
なんとなく、社会性のようなものが伺い知れます。
どの作品も複数あります。
この複数性というのは、
もしかしたら版画に通じる創意に近いものがあるのかな、というのは、
同じに見えても、実は違うからです。
二つとひとつでは全く意味するものが変わってくる。
会場は実に淡々としています。
そう、作品の佇まいは実に淡白です。
大きなフライングフィッシュにしてもギミカルな印象以上の、
アイコンのようなシンボライズされた洗練された美しさを感じることでしょう。
実は飯田さんが油画の出自であるという事実が、
作品を更にミステリアスにしているのかも知れませんね。
おおよそ均等にコーティングしたような肌合いと
油画がイメージとして交錯しないように、
飯田さんが何年もこのシリーズを作られている「理由」というものを
鑑賞者が、作品の重要な要素として想像することにこそ、
この造形の意義が潜んでいるのかも知れません。
今回、彫刻“らしき”施しをした「雲」のシリーズ、
ここからなんとなく変容する予兆のようなものが伺えます。


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