「 第7回 亰亰展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
黒岩知里/髙井弘明/ベリーマキコ
2016.08.31~09.05【 ギャラリー北野 】

日本画の三人展です。不思議に、というか、
これは当事者には当たり前のことなのかも知れませんが、
二人展、三人展というとまずジャンルは同じでも
作風が全く異なる組み合わせになるんですね。
意識的というよりも、自分に無いものを互いが認め合って
成立する展覧会なのかもしれません。

いちファンとしてマキコさんの絵には「また会えた」といった感慨があります。
だったら買ったらいつでも眺めてられるんですが、
出会う作品、そして、そんな方だらけなので中々…ですね(笑)
自然児マキコさんの、奔放でありながらも
画面に漂う記憶の渕を指先でなぞるようなちょいとメランコリックな風景と
飄々とした人物像は、やはり日本画という括りを軽々と越えた魅力に溢れています。

今回初めてお目にかかるお二方のうち、
黒岩さんは逐一ご自分のタイムラインに作品をアップされていたので
とにかく現物が見たかった、ということで
最終の30分前に滑り込みという芸当で、
ご本人ともいろいろなお話しができました。
テーマはズバリ、シカゴです。
これは多分行ったことがある人ならではの臨場感だと思います。
話の中でも出たんですが、
僕なんか「ER」か、
高架下の追跡シーンが秀逸だった「フレンチ・コネクション」の印象が強い所です。
黒岩さんの作品はどちらかというと
抑制されたコラージュとダークな色合い、
直線が特徴的な、なんとなく建築的なモチーフから
構成されているように思えました。
ちょっと男前な作品。

高井さんは他意はありませんが、
一見フェミニンな印象を受ける作品と
それに反して骨格の明解な作品とが並列されて面白かったです。
ややインターバルがあったようですが、こういう機会を得て筆をとったということです。

それぞれの作風がそれぞれにゆったりと馴染んでいるということは
実は難しいかも知れませんね。
とてもいい展示でした。
画像は黒岩さん、マキコさん、高井さんの順です。

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