「 I remember KURITA Sakiko collection & Favorite Art Fair 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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栗田咲子/松尾勇祐/中津川浩章/廣田美乃/六人部侑子
山本一博/鶴井かな子/梶木奈穂/山部泰司/吉原英里
飯田真人/上坂秀明

2016.08.30〜09.11【 gallery morning 】

2016年上半期の総集編といった感じの、
小吹さんの言うベストアルバム的内容の“おいしい”オンパレとなっております。
中でも栗田さんの作品をメインに、
今しか見られない、というコレクションされた作品など、
40点余りの蔵出し作品が、静かに深く呼吸するように、
また吐息のように互いに気を放っています。

栗田さんの前世紀(!)作品の色使い、構図など、
僕にとっては実に新鮮な驚きでした。
次から次へと目まぐるしく作品を見ていくうちに考えます。
それぞれの人にそれぞれの豊かさという指針があって、
目盛りがあって、定規があって、方向があって、
重さや楽しさがあるという、当たり前なことの日常に
「美術作品」という、創意と手数の詰まったものが
ごく普通に対象として存在することは、
正直中々に難しいことなのかもしれません。

作品を所有したいという気持ち、
それはあくまで満足度との等価交換であるという尺度では計れない、
いやむしろ説明の要らない結論です。
作家さんは決して最大公約数的作品を
作ろうとしているわけではないのですから。

ここに展示されている様々なスタイル、ベクトル、質量、方法を持ってして
完成された意思表明たる造形や色彩を眼福といって
通過するしていく僕のような人間にこそ、
手にする機会を得ることに能動的にならねばならないのかも知れません。
作品を買った人たちをカスタマーと呼ぶのは変なように、
美術に出会い、抱きしめる豊かさとは何なのか、を
作品の出来映えや好みと全く別な意味合いで考える帰り道でした。

追記:六人部さんの多面性を背景とした松尾さんの憂うような面差し、
中津川さんと山部さんの位置から発生する
エッジの効いたカンバセーション、
山本さんと梶木さんの様式美を微妙にいなす
マッチングの絶妙さ、などなど…
おもしろいなぁ、と。

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