「 ISHI NO SHI 〜 石の詩 / 黄倩雯 SILVIA WONG 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.09〜09.15【 GALLERY MIYAGAWA 】

アートイベント、FEEL Art Festival 2016 "Dot to Dot"の一環としての個展です。
黄倩雯さんは以前に別のギャラリーで拝見しましたが、
ご本人にお会いするのは初めてです。
流暢な日本語を駆使しながら作品の説明を聞いているうちに、
黄さんが、レジ袋をはじめとする消耗品を
素材としてオブジェを制作するにあたって、
自身の出身地である中国・広州、
いや巨大化した中国経済がこれから吐き出すであろう
天文学的なゴミの量を多分に意識されていると思います。

ブローチ作品の中にUSJで“得た”消耗品のみを圧縮したものがありましたが、
これなどはかなり象徴的な意味を持ちながら、
結局自戒の思いや未来への懸念、消費文化への警鐘も、
その距離は限りなく遠く、当面は届きそうもありません。
なぜなら消費する当事者には
もはや、どうすることもできないほどの、
目の前の欲への衝動力が勝っているからです。
これを“業”と言うのなら宿命的にゴミに埋もれていく地球を
遠くから憐憫の情をもって眺めているであろう
創造主の暗澹たる思いも空想できるというものです。

まるでキャベツの断面のようなオブジェに
複雑な反応を余儀なくされている自分が居ます。
「決して地にも海にも戻ることのない素材」は、
まるでそのものの薄さと比例するかのような、
微細な罪の集積を無意識のうちに、
いや無感覚のうちに放置していることとオーバーラップしながら、
残酷な美しさを凝縮させています。

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