「 森本 万智 展 〜 身体的風景 #2 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.06〜09.18【 Art Spot Korin 】

花を贈る、ということに心砕くひと、
そして贈られる、ということにこの上ない幸せを感じるひと。
どちらも強い感受性と、
生きている=息吹くものへの愛おしさについて
深い情愛を持つという点に於いては、
僕などはちょっとしたジェラシーさえ抱きます。
つまり、そういうセンスに欠けているんでしょうね、おそらくは。
そして花々の美しさについて、
朽ちていくこと=死んでいくことが、
すなわち「生」の確固たる証であり、
裏返せば、そこにこそ美しさが在る、という見方についても
同感するところが多々あります。
森本さんの描く花々は一見、
臓器のようなディテールとややもすると毒々しい印象さえ受けます。
しかし花々が「咲いている」状態を常とする
(それはとりもなおさず贈り物としての状態に限りなく近い)見方を
少し変えてみると朽ち掛けの花が、
どこまで花として認識し得るのかというスパンは、
充分に情緒的であると言えます。
内臓の輪切りのように見えるのは実は鼻腔です。
この独特の例えも花という極めて生々しい存在そのものが
人間と共通する生命感を喚起させるものとして
作家の中でさらにフォーカスされています。
上へ伸びていく花の持つ垂直なベクトルとは別の、
這うようなシダ類の執着性のようなものにも着想を得ています。

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