「 帰郷 〜 山本 理一郎 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.09.01〜09.25【 galerie weissraum 】

壁に貼ってある毎日新聞の切り抜き。
「今朝載っていて…」とはにかむ山本さんは22歳。
全くもって根拠は無いが彼を見ていて、また話をさせていただき、
育ちの良さ、というもの、
言い換えれば良好な家庭環境の元で
伸び伸びと “学ばせてもらっている” という感謝の気持ちが素直に伝わってきました。
久しぶりに会う好青年、といった印象。

現在ロンドン芸術大学で建築を学ぶ山本青年はただいま夏休み。
彼にとっては日本への里帰りとイギリスへ再び “帰る=戻る” という
二つの意味を持つタイトル。
65点のスナップには彼なりの視点で捉えた「関係」が
ささやかに取り込まれているが、
ロンドン在住であるということをことさらに主題とせずに
「あっちとこっち」の往来の中で感じる、
あくまで「自分が撮った写真であるという基準値」を
再確認する作業を模索しながらシャッターを切り続けている。
つまるところ写真とは「記録」であるという範疇から
逸脱することは無い(だろう)と思っています。
それが例え、生地に転写されようが泡に映そうが、
加工しようが、ポラロイドだろうが、ライカであろうが、
観客は網膜に見てきた像を記録します、
好む好まないに関わらず。
この関係が成立する場さえあれば、
何を媒介しようと何が対象であろうと、
写真は「焦点を持つ」ドキュメントだと。
しかしそこに込められているものの温度、深度、重度や
交感、対峙、対比、衝突、共感などの関係性によって、
与える印象は著しく異なります。
山本さんは多分「撮る」という行為について自己検証しているのです。
それが「あなたが撮った写真であるか、どうか」という。

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