劇団子供鉅人「 チャンバラ音楽劇 〜 幕末スープレックス 」

Category : パフォーマンス見聞
幕末スープレックス

2016.09.17〜090.25【 東京芸術劇場 シアターイースト 】

演出の益田さんの
「みんなが夢中になれる、大きな物語を上演する機会が
失われていくような気がする」とのコメントは
そのまま「個の時代」が抱える(演劇にとっての)
定めなのかも知れません。
暗闇を共有しながら、今から始まる一大興行を息をこらして
(いや、実際はガヤガヤとした雰囲気の中で)
ワクワクしながら待っている、あの感覚。
僕の世代にギリギリ残っている、下世話な臨場感。
益田さんは子供の頃にお父さんに連れられて行った
「七人の侍」を見入る大人たちの夢中な様子を思い出します。

さて、一昨年、本拠地を大阪から東京に移し、
独自のテイストを存分に撒き散らかしてくれました。
出演者数30余人に及ぶ大スケール活劇は、
キワものとかつての正統的なチャンバラと、
時事ネタも含めた喝采ものの「マンモスコント」。
5年前の「京都クリエイションWS 2011」で、
縁あってアトリエ劇研の舞台でご一緒させていただいた古野雄大さん
(正式に劇団員になられたのですね)もその存在感をこれでもかと振りまき、
機関銃トーク的台詞回しも素晴らしいものでした。
加えて全て生演奏。6人が舞台奥に張り付けで、
キャッチーで演芸なグルーヴを醸し出し、
また座席設定に畳一枚スペースで寝転びながらの「大名席」もあって、
籠に乗ってエイホエイホと観客の注目を浴びながらの登場も
中々の演出。
なんせ30人が歌い踊るの時代宴会劇ですから、
想像におまかせしなくても…嗚呼、オモロかったなぁ。

※本多劇場初参戦「マクベス」では
アンサンブルキャスト100人を募集中だとか。
皆様いかがですか?
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