「 井上 茜 展 ~ 萌芽 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.10.04~10.09【 Lumen gallery 】

井上さんは昨年、郷里の大分にカムバック。
仕事しつつ制作しつつ、こうして古巣の京都にて個展をされています。
その昨年の個展の作品での
「伸びやかで精緻精細なシダ状」のモチーフにすっかり当たってしまい、
以来この方の世界にのめり込んでおります。

さて新作を引っさげての黒キューブでの個展は
樹脂粘度=クレイによる彫刻、いやインスタレーション、でしょうか。
が、これは半立体な円形タペストリー
(織物という意味からは逸脱しますがイメージとして)とも解釈できます。
仔細に見ると全ての造形の芯となる段取りは
粘度の紙縒り(こより)から始まっています。
絵具を塗り込めて丸める、すっと逃げる、色が混ざる。
この絶妙なグラが、
例えば虫、海中生物、触覚、器官、野菜、茎、臓器…と
様々にイメージが膨らみ、何よりも手間(井上さんのお家芸)のかかり具合が、
造形に呼吸を映しています。
とても扱いにくい素材とのことで、
お話に度々出てくる「あれ、このまま、ずっとやるわけ?」という、
エラい面倒なことになった、という困惑もとてもオモロいのです。
大丈夫ですよ、茜さん。あのシダのシリーズ
(って勝手に付けてるだけです)をこなすお人ですから。
この方の展示はやっぱり黒箱でないと…
やっぱここでの展示は作品が際立ちます。
そして向き合う円と円との交感が
また素敵な展示となっておりました。

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