U N K N O W N / A S I A 2016 ⑰「 T o R i 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.10.01~10.02【 HERBIS HALL 】

グロテスクでありながら智恵者、麗しい面差しの中の狡猾さ、
あからさまな小心者の風情、両方から唾棄される金棒引き、
お調子者の空いばり、おぞましくも哲学者、虚勢と見栄…
肖像画、ことに中世のそれは皆、立派な額の中で
「微動だにしない永久なる取り澄まし」を “演じて” います。
この作品を見ていると肖像画という共通項の中で、
なぜこれほどまでに容姿が多様化されたのか、改めて、
今更ながら不思議に思います。
動物園で働く方々はそれぞれの種の個体の識別をなんなくされますよね。
これも結局は彼らとの濃密な時間の共有からに他ならないんでしょうね。

ふと、サソリとカエルの切ない寓話を思い出します。
川を渡ろうとするカエルとサソリ。
サソリはカエルに背中に乗せてくれと。カエルは心配する。
「どうせ途中で刺すだろう」と。
サソリは「そんなことしたら僕もおぼれるじゃないか」
なるほどとカエル。
しかしサソリは途中でカエルを刺す。
苦悶の形相で溺れていく二人…
サソリはつぶやく「仕方ないんだ、これが僕の性(さが)だから」

作家ブログ → https://hmc-tori.blogspot.jp/

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