「 Aqua ~ 深田 充夫 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.10.04~10.16【 art gallery HAKUHOU-DOH 】

「おそらく日本で一番多く、
公共施設の巨大モニュメントを作っているのは僕でしょうね」と。

会場の作品も、お話にでてくるモニュメントも作り方、考え方は
基本的には全く同じです。
興味深い巨大モニュメント数々にまつわる話。
なんと総重量100トンもの作品を設置するために周辺道路整備から始める話、
ひとつの工場を丸々借りて制作される話、
加えてその工場から出せなくなったほどの巨大な作品を
工場の壁をぶち抜いて出した話、とこの方ならではの驚愕の規格外エピソード。

ステンレス作品は鏡面の美しさ、その耐久性もさることながら
制作上のごまかしが一切きかない精度を求められます。
それはサイズとは関係ありません。
会場の小品も、例えば見通せる矩形の場合、中身が丸見えなので、
継ぎ目をきれいに仕上げないといけません。
それだけに完成品の美しさは息をのむほどです。
「つまりこういうフォルムの彫刻作品、特に単純なものはひと目見て、
鑑賞者のアタマの中で瞬時に形が理解されてしまう。
それ以上に呼び起こす何かが作品になければいけない。
それが精度という美しさです」と語る深田さん。
僕には素材、サイズ、工程、時間、と、気の遠くなる話ばかりです。
誰もが見えるところに、厳然と、
しかし優美に据え置かれる巨大モニュメントは主張しすぎず、
エキセントリックにならずに粛々と風に回り、
風景の一部、ランドスケープの象徴となります。
そんなモニュメントを改めて考える機会になりました。
素晴らしい「日本の才能」です。

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