「 わたしが いる。あなたが いる。~ 清水 紗希 展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.10.18~10.23【 KUNST ARZT 】

画材の妙、という愉しみを実感した個展でした.
清水さんはイラストレーターですが、
ペンを針金に替えたというだけでは、ここまで感服しません、
メグリストとしては(なんとエラそーな!)

イラストレーションは言うまでもなく作家の「手クセの味」が肝になり、
人はそこにオンリーワンな価値を見いだし、ファンになり、
フォローするわけです。
が、その手クセは果たして、針金を指先で折り、曲げ、よじることによって、
空間、つまり紙とかダブレットとかではない
「筆圧なき重力感」の中で成り立つものなのでしょうか?という疑問を
感服に換えるだけの大きな発見がありました。

「かわいい、すてき」の向こう側に、
実はこんなにも思いを深くするものが見えてくるのです、
決して大げさではなく。
それはもう作家が感覚的に身につけているものだと言わざる得ません。
加えて、そのクセを映し出す影への配慮や効果も
この展示には欠かせない条件になっています。
ちょっとだけボケたその影に街並みが茫洋とした大気の中で、
わずかに揺らめく様子や、一切の人が居ないこの場所に、
なぜか「或る温度」を感じるわけです。
ちょっと胸がキュンとなる展示でした。

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