「 四畳半クロッシング ~ 高村総二郎 × 山本雄教 」

Category : 現代美術シッタカぶり
y6_20161102075944fac.jpg

y7_2016110207594543e.jpg

2016.11.01~11.06【 gallery MARONIE / 5 】

このレビューにおいて拙ブログの現代美術シッタカブリのカテゴリーが
なんと通算1,000回に達しました!

会期初日から、こんなに早いレビューは恐らく初めてだと思います。というのも、
このお二人がコラボレーションされるということ自体がショックなんですね。
大ファンです、ええ。
先の日本画の「尖」でも山本さんの準個展のような設えに驚きましたが、
そう言えば高村さんを知ったのも「尖」でした。
当時カップヌードルを淡々と日本画として描ききった天晴な所業と、
その後の活躍ぶりは言うまでもなく、
一方の山本さんに至ってはもう多作で、
常にどこかで何かを発表されている印象が強くて、
お二人とも色々なアプローチで今の日本画のレンジを押し広げた感があります。
とは言っても共通する、その飄々とした人柄とちょっと人を食ったような作風が、
どこかで共振しているのを強く感じます。
今回は集積と反復の中に、或る種の日常的な素材を通過させながらも、
やはり、というか、日本画というカテゴリーに於いての異端さや奇異さ
(あくまで一般的に見て)というものを、
すでにお二人の中で昇華し標準化してしまっているな、と感じるのです。

一円玉から派生する “の、ようなもの”や、
ひたすらに筆で微かなエンボスを作って「白飯」を立ち上がらせたり、
東求堂 同仁斎の四畳半の原寸大(計りに行ったとのこと)を
岩絵具で「描く」といった着想
(実際には絵具に筋をつけていく気の遠くなる作業)の斬新さ。
そして、さらにお二人のコラボ作品にも出会えます。
不思議な取り合わせのようでいて実にしっくりときます。
山本さんの一円玉やブルーシート、高村さんの畳や肖像画などに、
鋭い例えや示唆、あるいは史実に基づく根拠を示しながらのベクトルを一身に感じながら、
この独自の浮遊感を×5にも6にもすることができる
両者のポテンシャルの高さを充分に知ることができる
画期的かつ必見の二人展です。

y1_201611020759191b2.jpg

y2_201611020759213a9.jpg

y3_20161102075922405.jpg

y4_2016110207592470a.jpg

y5_201611020759252ec.jpg

y8_20161102075947f55.jpg

y9_201611020759485a7.jpg

y10_201611020759505bf.jpg

y11_201611020800234e7.jpg

y12_20161102080025499.jpg

y13_201611020800263e2.jpg

y14_20161102080028c0a.jpg

y15_20161102080029a6f.jpg

y16.jpg
















スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

58カ国語に翻訳
English
お越しいただきありがとうございます

den

………………………………………
アート・ドキュメント・ブック・
ミュージック・演劇・ダンス・
朗読・時事・ひがみ・そねみ・
やっかみ・おせっかい…
などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
のんのんとしたブログにお越しいただき
ありがとうございます。
………………………………………

ここから、また…
最近の書き散らかし…
こんなこと書いてます
こちらへもどうぞ!