「 山𣷹 潤 彫刻展 」

Category : 現代美術シッタカぶり
Y11_20161105185046403.jpg

2016.11.01~11.13【 gallery PARC 】

作品の初見はブログを始めた7年前、
5年前にご本人にお会いしお話しもさせていただきました。
僕ごときが言うのも何ですが、
ギャラリーメグリストとしては石彫作品との出会いというのは実に稀です。
いや、稀になった、と言うべきですね。
それだけに実に新鮮で、
周囲の空気を押しのけるような “重力の所在” といえる、
この塊に果敢に挑む作家のストイックな姿をつい想像してしまうのです。
しかし山𣷹さんの柔らかな言葉使い、
ことに石とご自分との関係性に於いては実に謙虚です。
ひとことで表すとすれば「常に探っている」という感じ。
これは石との駆け引きでもあり、
その距離感を計りながら制作されているということでしょうか。
全て同じ御影石なのに、どれ一つとして同じ表情のものはなく
「或る手法」をそれぞれの5本にそれぞれに施しています。
鑿(のみ)を穿(うが)つ力の加減、タイミング、手数などによって、
本来寡黙であろう石の細胞や組織が滲み出てきます。
「いろんな彫り方を一つの作品にしてしまうと、
やはり何かの形を想定し、求めるし、
そこに特徴的に造形するといった意志が強く働くから…
でも、まだ掴めてないんですよね」と。
拝見した3回とも僕にとっては印象が異なりますが、
石へのスタンスそのものは強固、というのが自分でも書きそうになるフレーズ、
ですが、実は長い作家生活を経てもなお、
実は山𣷹さんは常に揺れているというのが現実です。
その深い対象への想いと向き合い方に見るたびに
感服させられます。

Y1_20161105185001709.jpg

Y2_2016110518500288a.jpg

Y3_20161105185003231.jpg

Y4_20161105185004750.jpg

Y5_201611051850068a7.jpg

Y6_201611051850256ed.jpg

Y7_20161105185026fb1.jpg

Y8_20161105185028cb2.jpg

Y9_20161105185030354.jpg

Y10_20161105185031d7d.jpg





















スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

58カ国語に翻訳
English
お越しいただきありがとうございます

den

………………………………………
アート・ドキュメント・ブック・
ミュージック・演劇・ダンス・
朗読・時事・ひがみ・そねみ・
やっかみ・おせっかい…
などなどシッタカぶって書きちらかしては
自己嫌悪な日々をゆらゆらと
過ごしております。
「シッタカブリアンの午睡」
「デラシネ光合成」をこのたび一本化。
言いたがり、やりたがり、ノリたがりな
のんのんとしたブログにお越しいただき
ありがとうございます。
………………………………………

ここから、また…
最近の書き散らかし…
こんなこと書いてます
こちらへもどうぞ!