「 Shelter ~ K.Kough solo exhibition 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.10.25~11.06【 ART Spot Korin 】

昨年のKoughさんの同名の個展が終了してから2日後、川内原発が再稼動しました。
奇しくも長崎原爆記念日のこれもまた2日後。
原発存続の是非を考える上で、
フクシマの凄惨な状況とその負の残滓の成り行きは、
先日、同時代ギャラリーでの写真家・中筋純さんの個展
『The Silent Views 流転 福島&チェルノブイリ』を見て、
推して知るべしとは言え、鳥肌が立つ思いでした。
前回初見のKoughさんの作品は主に鉛を素材とした
彫刻、インスタレーションを制作されています。
その時の展示でハッとさせられたのが、檻に入った鉛のマタニティドレスでした。
そして今回は自らの身体を型とした、同じく鉛の造形です。
それは何かにすがるようにも、
またやがて間違いなく老いさらばえていく自身の
「抗えぬ現実」を憂うようにも捉えられます。

「鉛は放射線を通さない」(放射線の種類によりますので注釈が要ります)という意味で
「封印、バリア、ボーダー、密閉、圧着、閉塞」といった
ディフェンシブなイメージを重ね合わせています。
実はKoughさんは大震災の前(8年前)から鉛素材の作品を作り続けています。
2階での展示は階下のポーズそのままのシルエットが
まるで被爆の痕跡である、あの影のごとくほぼ真っ暗な空間に
(これは蓄光成分であるために限られた時間だけ光る)浮かびあがります。

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