「 堀川すなお 個展 〜 ある視点 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.03〜11.13【 Ponto 15/Finch Arts Gallery 】

28歳の日本人がバナナの総体を伝えるための様々な特徴を明文化する →
アメリカに住む三人のチベット人に読んでもらう →
彼らにそのイメージを形=ドローイングにしてもらう →
最初に明文化されたものと照合し、
語彙・文節がドローイングにどのように反映されているかを検証する。

堀川さんの “仕事” を簡潔に表せばこういうことになるんではないでしょうか。
問題はここから、いや、ここからが堀川さんの作品になっていくのです。
つまり「伝達のブレ」なり「誤解・曲解」であることの珍妙さは
すでに予測でき得ることであって、
その検証が実に社会的、あるいはチベットに限らず
民族学・文化人類学的な視座から行われていることがとても重要なのです。
堀川さんはなぜ、この形になったかということに際して、
彼らが幼少から見聞きしている信仰対象や事物について
徹底的に解読、解釈を試みます。
個人的経験値もさることながら、
人がイメージを書き表すことへの影響下に潜んでいるもの、
それを探るということは同時に新しいモノの見方を探ることになります。
現代美術というカテゴリーが含んでいるものの
大きな側面とはこういうことではないか、などと素人ながら感服します。
祖父が発明家であること、父親がエンジニアであることが、
この作風=まるで博物誌を垣間みるような精緻な解体・再構築・裏付けの追究へと、
連綿と続いているように思えます。
大注目の希有な作家さんです。

堀川さんのウェブサイト → http://sunaohorikawa.com/

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