「 中村 敦 〜 詩的アルゴリズム 」

Category : 現代美術シッタカぶり
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2016.11.01〜11.12
【 MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w 】

「美術作家というのは、ほんまに変わった事に興味を示すもんやな」

ステートメントのこの下りを読んで、
とにかく楽しみにしていたのですが、最終日に間に合いました。
ある先生の人工漆の実験を見た中村さん。
これ、かなり高難度、というのもすこしでも成分配合が違うと
乾燥してから表面が縮むんだそうです。
先生は必死、中村さんはしかし、この残念な現象に目を輝かせるんですね。
どうやったらこんな風に縮むのか、先生に尋ねる。そこで冒頭の言葉です。
そして、ここから中村さんの試行錯誤が始まるわけです。
僕はこの両者、両方の “理想的成り立ち=所産” について、
もはや関係性を越えたネガポジな、
なんとも素敵な状況をひしひしと感じるんですね。
非から是への転置、です。
中村さんが言いかけた「粘菌の…」をイントロクイズで当ててしまいました。
粘菌の成長パターンが実際の地下鉄網に酷似している、というハナシ。
作品のテクスチャーは正に「ここ」で完結しています。
「初めはそのパターンを描いていたんですが…」
結局、作意をコントロールしてしまうんですね。
で、勝手に縮んでシワシワに “させる” ことに
(これとて大変なんですが、つまり失敗も多いと)決着します。
預かり知らぬところでウニュウニュとうごめく感じ、好きですねぇ。
中村さんのキャラもまた、素敵でした。

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